Gスタジオから

南八甲田の森と源流を彷徨した記録、Gスタジオから発信する雑記 Photos of the Forests and Streams of Mt. Hakkoda and the Photographer’s Journal

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小さな沢.4

源流

EOS1DsMKII /EF24-70mm F2.8L

小滝を登る途中でふと振り返ると、流れも時間も止まったような淵が眼に入ってきた。
滝の途中でザックをおろし、岩場に無理矢理三脚を構えて撮影した。ISO200、F16、10秒の露出。落下する水でぶれないことを祈りながらシャッターを切った。

源流

2007.10.03[Wed] Post 14:56  コメント:0  TB:0  源流  Top▲

苔むす沢

天然の堰堤


 苔も水も宝石のように美しい。

 エベレストやイグアスの滝やそういう「大自然」ばかり特集している最近のテレビをみていると、そういう名のある「壮大な自然」ばかりありがたがる傾向というのはなんだかなあと思ってしまうんですけど、...。僕は、NaturePhotoに取り組み始めた当初からそういうふうに感じてましたから、まあ僕は僕なりに、「大自然」も「小自然」も名のない小さな沢も同じようなスタンスで撮り続けようと思ってますが。
2007.10.02[Tue] Post 12:38  コメント:0  TB:0  源流  Top▲

源頭部のひとつの姿

源流
Canon EOS1DsMKII EF24-70mm F2.8L

もうすぐそこが鞍部(コル)だ。

あすからしばらく入山のため休筆します。
2007.09.11[Tue] Post 15:01  コメント:3  TB:0  源流  Top▲

荒天をおして源流へ

激流


7月の前半、僕はねらいを定めた本線の峡谷に入れないでジリジリしていた。
南八甲田だけに張り付いた厚い雨雲を恨めしく眺めていたことが多かった。2週間ちかく待ち続けてふと、天気を恨んだってしょうがないぞ、現実を受け止めて今できることをやればいいじゃないか、そういう声を聞いた。すごいね、山の神は。愚痴をこぼして他にあたっている自分のことをずばり言い切っている。(もちろん全部自分の声なのはわかっているけれど、そういう声を引き出したのはまぎれもなく南八甲田の山そのものだ。)

 で僕は、降りしきる雨や冷たいやませを気にすることもなく、ベースキャンプから行けるところまで行くというピストンをいくつかの沢に入れたのです。これから荒れることが予想される沢に入る人間などいない。でも山の神はやってみろ言った(=2週間ジリジリしてようやくそういう声が聞こえた)。これは幸運というものじゃないですか。そうじゃなければ僕は決してこういう天候で源流には入らなかったし、すごい景色にも出会えなかったのだから。実は7月のベストショットは、本線の峡谷ではなくて、この時に撮れたのです。それは来年のおたのしみに^^;


激流


上写真のメタデータです。
メタデータ

2007.09.08[Sat] Post 14:09  コメント:0  TB:0  源流  Top▲

きらめくようなナメの楽園

ナメ

ナメ

ナメ

ナメ

ナメ


座る


まるで赤い絨毯のような美しいナメ滝ナメ床が続いた。まるで楽園のようだ。池塘のことを別称「神の田」というが、この峡谷は、これもまた「神苑」にちがいないと思った。この先にP沼にいたる支沢があった。もう源頭はすぐそこのはずだ。それをたしかめて僕はカメラもザックも脇において源流にそのまま座り込んだ。冷たい水がズボンもパンツもずぶ濡れにして身体の細胞のなかまで入り込んでくるような心地よさだった。ついでにシャツも脱いで洗ってしぼって着直した。脱ぐ時に肩に激痛が走って痛めていたことに気がついてしまった。それでも充実感に満たされていた。山の神に何度も感謝したい気持ちだった。あのクマは神様の使いだったか^^;
どう見積もってもベースキャンプにもどる時間切れに近い。僕は引き返すことにした。走るように下らなければ日が暮れてしまう。

2007.08.30[Thu] Post 13:47  コメント:0  TB:0  源流  Top▲
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