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写真家の山暮らし

Photos of Japan north country and the Photographer’s Journal 南八甲田の麓、奥入瀬川のほとりの山のスタジオからNature Photoを添えて日誌を綴っています。2012.3.11に恵比寿のスタジオをこちらへ移転しました。

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モンスター(=樹氷)

樹氷
EOS5D Mark II  EF24mm-105mm f4 IS USM 2010年1月 八甲田

アオモリトドマツ(=オオシラビソ)は、樹氷に覆われて厳しい冬を越すことができるそうです。僕も雪洞を掘らないと野営できません。テントだけでは寒すぎる。
 (雪洞は、設置場所や作り方に経験が必要です。雪崩も考慮しなければならないし、へたな作りでは強風で飛ばされてしまう。見よう見まねでマネをするのは非常に危険ですのでご注意ください。僕の同級生が、去年、僕に感化されて滝登りをやって転落事故を起こしました。さいわい怪我は軽微で済んだようですけど、どうか無理をなさらないように!彼は自衛隊特殊部隊の隊長をやっていて近年定年退職したという今でも体力十分な人です。)
 2月になって八甲田もようやく例年並みの積雪量になってきたようです。でもバンクーバーは全然雪がないようですね。勘違いしないでほしい。地球全体の気候変動が加速化している状況は何も変わらないのです。
2010.02.09[Tue] Post 11:21  コメント:5  TB:0  樹氷  Top▲

ドジなカメラマンは二度死ぬ?!

写真展「原生の鼓動」(キヤノンカレンダー作品展)は、明日から5月22日まで札幌キヤノンギャラリーで開催されます。全国巡回の最終展示ですのでぜひご来場ください。
シュカブラ

<幸運な滑落>

写真展に展示したこの写真のエピソードをひとつ。

この仕事(カレンダー)にはそぐわないかもしれない少し危険な話だったので、いままで避けてましたけど、
僕は札幌展の会場には行けないので、その罪滅ぼしの意味も含めて、最終展示に来てくださる方へのネット上作品解説という感じで書きます。

この日の北八甲田は、強風が吹き荒れていました。氷点下15℃前後だけれど、常時20m以上の風速があって、じっととどまっていればとても耐えられない体感温度でした。
 僕は、モンスター(樹氷)の陰にかくれて三脚を立てて風をしのぎ、撮影を続けていたのです(以前のブログでジッツオのカーボン三脚を折ったと言う話をしましたが、その時のことです)。
 突然、暴風としか言いようのない突風がモンスターを巻き込んできて、僕は立ててある三脚を押さえるのに必死になった。その時、ヘッドの鋳鉄部からボキッと折れた。その折れた一脚部分が風に飛ばされそうになったので僕は少し身を乗り出してそれをつかんだのです。その途端に暴風にさらされて僕の身体自体が吹っ飛んだ。信じられない勢いで緩やかな斜面を滑落した。足を谷に向けながら猛スピードで落ちてゆく。落ちてゆく先にコブがあって、「ヤバい、激突する!」と思って足を踏ん張った。その瞬間、僕の身は宙を舞ったのです。4mくらい上がったんじゃないだろうか?定かでないが。かなり硬めの斜面にドーンと落ちた。

 それで滑落が止まったのです!

 落ちた途端に息ができなくなって、死ぬかと思った。

 息を吐こうとしても出ないのです。

 1分近く、息を吐くにも吐けない状態が続いたような気がする。

 そうやって、このまま死ぬのかという不確かな意識がよぎった瞬間に、ふーっと息が抜けた。

 けっこうヤバかった。かなりラッキーだった。あのまま滑落を続けていたら、急斜面にかかっていた。
 息を切らせながら、手足が動くかどうか確かめた。大丈夫だと思ってまた一息ついた。
 寝転がった雪面をまだ強風が吹き付けていたけれど、そよ風のような爽快さだった。かな?^^;
モンスター

暴風が吹き荒ぶモンスター群像の中。地吹雪が舞って写真がみなモヤってしまう。

モンスター
2009.05.06[Wed] Post 12:19  コメント:1  TB:0  樹氷  Top▲

烈風の大岳

大岳


八甲田大岳は、八甲田連峰18座の最高峰である。これに続くのが高田大岳と南八甲田の主峰ー櫛が峰。

銀世界の冬山というのは、晴れたら実に気持ちがいいものだが、八甲田の場合はこの銀世界にモンスターがびっしりと張り付いているのでやはり異様な風景がひろがる。モンスター=樹氷というのはアオモリトドマツ(=オオシラビソ)にしかならないのでそれが生育する山にしかできない。蔵王や八幡平などがそうで最大に展開するのが八甲田山である。樹氷とは雪がついたのではなくて霧氷が氷結したものだ。西シベリアのマイナス40℃~60℃にもなる寒気団が吹き付ける高山帯でアオモリトドマツが生育する山、という条件が必要なのである。


この山は、西からの風と偏東風の「やませ」が激突するところでもある。吹きだまりでは一晩で積雪1mに達するところも出現する。酸ヵ湯温泉や八甲田北線が通年除雪されるようになった以前は、軽自動車は通行できなかったと記憶している。軽自動車だと雪ですっぽり埋もれてしまうからだと聞いた(今は大丈夫のようです)。場所によっては8mを越える豪雪帯もある。(今年は酸ヵ湯温泉で4m越える程度だったので今も8mを越えるようなところがあるかどうかわかりませんが)

大岳と小岳


東南側の樹氷は融け始めていましたね。2008年3月8日。八甲田の冬もずいぶん短くなりました。1ヶ月以上短くなったんじゃないでしょうか?単純に春の到来を喜べるような気持ちになれないのは悲しいですね。

2008.03.24[Mon] Post 11:42  コメント:0  TB:0  樹氷  Top▲

成長中のモンスター

樹氷

ダケカンバとアオモリトドマツの混交林帯のモンスター(樹氷)。2008.1.17/ EOS1D Mark III /EF17-40mmF4L

モンスターと言っても最近は、蔵王にしろ八甲田にしろロープウエーで登って誰でも撮れるから今や希少性がたいしてない。
あえて僕は山麓から歩いて混交林帯を抜けて探した。人と同じようなものを撮るのはなんだかすごく恥ずかしいからだ。
蔦沼や睡蓮沼などの有名撮影スポットにずらーっと三脚を立てているアマチュア達といっしょに並んでいる有名なプロの写真家たちを何人も見てきたけれど、僕はとても恥ずかしくてそんなことはできない。そんなところは一切撮らないという傲慢なことを言うつもりはないけれど、人がいたら僕はそこを立ち去る。
僕は今回のカレンダーにモンスターは使わうつもりはないです。

樹氷


樹氷

樹氷

2008.02.19[Tue] Post 18:42  コメント:2  TB:0  樹氷  Top▲

八甲田のモンスター(樹氷)は、大丈夫か?

樹氷


ことし東京にはついに雪が降らなかったですね。きょうの朝方は、なんだか蒸し暑いようで目が覚めてしまいました。ほんとに異常です。東京に冬という季節がなくなったようです。八甲田のモンスター(樹氷)は、大丈夫か?モンスターを纏わないとこの樹林帯は死んでしまう。
2007.03.06[Tue] Post 18:29  コメント:0  TB:0  樹氷  Top▲

エビのしっぽ

エビのしっぽ1


エビのしっぽ2


エビのしっぽ3


これは、その形状からエビのしっぽと呼ばれているものです。
エビのしっぽは、風上に向かって成長するんですね。それがやがて樹氷に育つわけです。

樹氷


 エビがいつのまにかモンスターになってそびえたつ。
2007.02.26[Mon] Post 13:48  コメント:0  TB:0  樹氷  Top▲

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