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写真家の山暮らし

Photos of Japan north country and the Photographer’s Journal 南八甲田の麓、奥入瀬川のほとりの山のスタジオからNature Photoを添えて日誌を綴っています。2012.3.11に恵比寿のスタジオをこちらへ移転しました。

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蒼惶する自然

蒼惶する自然とは何か?
南八甲田では、60万年前の火山活動で形成された、いわば原始の自然が毎年毎年変わることなく悠久の景色として見ることができるのだけれど、四季の時間の流れは激しく慌ただしくあせるように動いている。対立する本質を内包しながら秒速で変容している。その態は、悠久にして蒼惶であるという言葉を使えばいいのだろうか?

U川

U川

わずか数分のあいだにまったく違う姿を見せる。1D Mark III /EF17-40mmF4L

スレッド:四季 −秋− / ジャンル:写真

2007.11.19[Mon] Post 12:39  コメント:0  TB:0  渓流  Top▲

岩魚の棲む渓

渓流

渓流


 岩魚がいることを見届けて、僕は背後にまわって、木陰の淵に立った。
 岩魚は、一カ所でずっと捕食行動をとって、そよいでいる。
 水面に木漏れ日が差して緑色に美しく輝いている。こういう場面に立って、生命が躍動する美しい光景を目の当りに見るとワクワクしますね。
 それでも一方で、あの岩魚を釣り上げて食ってやろうかとも思ったりするのですから、人間にもけものの本性が潜んでいるということでしょうか?結局僕は、ここの岩魚は釣りませんでしたけどね(笑)。カメラマンは、モデルに手を出してはいけないというのはルールですし(自爆)
2007.09.20[Thu] Post 11:41  コメント:0  TB:0  渓流  Top▲

水がもっとも美しい季節

前回、エメラルドグリーンの淵を紹介したけれど、
ここだけが特別だったわけではない。
この一週間、南八甲田の川や沼のすべてが水の美しさに輝いていた。
G沼

支流の沢

広河原

源流


 伝説の沼でも支流の沢でも広河原でも、深奥の源流ではさらに際立って、水の美しさは光り輝いていた。

僕の経験のなかでも、この一週間の南八甲田は過去最高の美しさを見せたと思う。なかなかこうは条件が揃うものではない。
僕の勝手な持論だけれど、晩秋こそ最も清冽な水をたたえる季節である。もちろん雪のないところではそれはわからない。ここでは厳しい冬の直前に最高の水の輝きを現わしてくれる。

 G沼ほかは、また後ほど紹介します。

2006.11.20[Mon] Post 10:14  コメント:4  TB:0  渓流  Top▲

渓相のすばらしさ

061019.jpg


 釣り人ならこの渓相のすばらしさはわかりますよね^^;大岩魚がまちがいなくいるってね。

 だけど残念なことにこの渓は、源流とは呼べないのです。この上にまだ砂防ダムがある!
なんで?どういう必要性があるのか関係者に聞いてみたい。
みごとな巨岩の配置、豊かな水量、両岸を覆う鬱蒼としたブナ。見方ひとつで奥入瀬を凌駕する美しい渓流なのに河川管理者にはそういう感覚が何もないらしい。ダムがなければ水の澄み方はさらに一段ちがっていたはずなのに、ここを訪れるたびに無念さを禁じ得ない。
2006.10.19[Thu] Post 12:56  コメント:0  TB:0  渓流  Top▲

嵐の八甲田

嵐を予感させる空を飛んで飛行機で青森空港に着いたのが10月6日午後2時30分。青森はすでに嵐の序章に入っていた。
1時間遅れて八甲田行きの最終バスにもうすでに間に合わない。
 僕は飛行機のタラップで管理者風の女性パーサーをつかまえて、
「八甲田行きの最終バスに乗り遅れたんですけど..」と訴えた。
そのパーサーは、
「タクシーを用意しますけどそれでもよろしいですか?」
と、即座に僕の要望に答えてくれた。

こうして僕は猿倉登山口まで悠々とやってきたのだ。メーターは¥7000を越えていた。
はなからなんというラッキーだろう。バスで行っても¥1620かかるところをタダでタクシーである。

しかし、それから三日間、八甲田は荒れに荒れた。八甲田山観測史上最高の雨量を記録した。
全国でも多くの遭難者を出したのはこの日と翌日である。

僕はたまたま偶然が重なって難をのがれた。
観測史上最高ということは、経験値を越えた気象ということであって、経験値で判断していたとしたら僕は入山していたかもしれない。
不思議な事にこの日は、猿倉登山口の小屋に寝る計画だった。僕はいままで八甲田では一度も小屋に寝たことがない。いつでも野営である(か車で寝る)。なぜ今回だけ小屋泊まりを計画したのか?飛行機が昼便で現地着が夕方になるからだが、じゃあなぜ朝便じゃなくて昼便にしたのか?それがどうもわからない。虫の知らせ?...、また山の神様に感謝しなければならない。


翌日、蔦川へ降りてみた。

およそかつて見たこともない蔦川の大濁流!
高波のような濁流がこの川に押し寄せるなんて!唖然として震えながらシャッターを切った。

蔦川濁流


蔦川濁流2


蔦川濁流3

2006.10.10[Tue] Post 15:44  コメント:0  TB:0  渓流  Top▲

渓流の歩き方

061003.jpg


沢タビとか渓流シューズとか市販されてます。底にフェルトという材質の滑らないものがいいですね。トレッキングシューズとか登山靴は滑ります。釣り用の長靴でもいいですが、長時間歩くには重いし、高巻きや滝の直登には向きません。ワラジは最高に滑らないけれど、最近のは半日くらいしか持ちません。すり切れてしまう。登山靴でやむなく川に入ったらどうするか?蔦の細いものをさがして靴に巻き付けることです。緊急の手当としては十分です。登山靴でも慎重に歩くからいいとなめてかかっていると大けがをします。

 源流部に入ったら、岩や苔や砂上などを注意深く観察すれば人跡があるかどうか確認できます。

 石や砂に土砂が着いていたり、水が茶色く濁って来たりしたら上流部に崖くずれがあるか砂防ダムがある証拠です。

 ブナ帯の渓流では(ブナ林の保水力が大きいため)急激な増水というのはほとんどありませんが、地形によってはあり得ます。両側が極端に狭められたゴルジュやジップ、あるいは倒木などによって自然発生的にできた堰堤がある時は、上流部で雨が激しく降っていた場合(その時下流部では全然気づかない時もある)、堰堤などが決壊して鉄砲水(急激な増水)が来る時もあり得ますので要注意です。鉄砲水の時はゴーっという地鳴りのような音がします。そういう時は高いところに急いで避難することです。岩なんかじゃだめです。岩も流されたりしますから。薮をこいで(川の両側はたいがい薮ですから)森の上まで登ることです。
061003b.jpg


 疲れたら岩に腰掛けて岩魚ウォッチングでもすればいい。下流側を見てもダメです。岩魚に見つかって逃げられてしまいます。岩魚は捕食するために上流向きで泳いでいるのが普通ですから上流にいる人も発見してしまうのです。
 最終ダムの上であること、上流部に山小屋がないこと等の条件がそろえば本流の水を飲んでもかまわない。ただコップや手のひらなどに入れてから飲んだ方がいい。虫が流れてきますからね。虫ぐらい食っても平気という人はお好きにどうぞ(笑)。
2006.10.03[Tue] Post 15:45  コメント:2  TB:0  渓流  Top▲

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