写真家の山暮らし

Photos of Japan north country and the Photographer’s Journal 南八甲田の麓、奥入瀬川のほとりの山のスタジオからNature Photoを添えて日誌を綴っています。2012.3.11に恵比寿のスタジオをこちらへ移転しました。

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神秘の山湖/赤沼3

 沼のまわりをめぐってみると、刻々と水の色が変わってゆく。
赤沼38
赤沼37



 天候や季節によってもがらっと色合いが変わってゆく不思議な沼だ。透明度だけでなく光の屈折度を偏光させる水の成分にもよるものと思う。下写真は2002年5月撮影。酸性だから老木が朽ちないというのも興味深い。
赤沼39

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2006.06.30[Fri] Post 16:52  コメント:2  TB:0  湖沼  Top▲

神秘の山湖/赤沼2

赤沼は、(南部)赤倉岳(同名の山が北八甲田にもある)の断崖の下にある山湖で、透明度は本州一とも言われ、強酸性の水とあいまって神秘的なエメラルドグリーンに発色する沼である。フォーレルの水色計というのがあって、1から21までの段階があって、赤沼の水はフォーレルの1号(最も青い))なのだそうだ。赤沼34

赤沼35

2006.06.30[Fri] Post 14:22  コメント:0  TB:0  湖沼  Top▲

神秘の山湖/赤沼

赤沼31

赤沼32

鬱蒼とした木の葉のむこうに異様な青をたたえた湖が見えてくる。だんだんと目に入ってくるこの感じがすばらしい。

赤沼33

2006.06.30[Fri] Post 14:19  コメント:3  TB:0  湖沼  Top▲

岩清水の植物

岩清水1

岩清水2

岩清水3

岩清水5

岩清水に根をおろした植物のみずみずしさは格別だ。
2枚目の写真のギザギザの葉っぱがミズ。これ以上新鮮な野菜はないよね。
コネダ、ワも湧き水ばし飲んでミズばし食ってラッタスケ、ワンツカ浄化(?)されたベガ(笑)?てな南部弁がすらすらと(笑)。(南部地方とは、八甲田山の東側という位置づけもできる。西側は津軽である。)
2006.06.29[Thu] Post 10:20  コメント:0  TB:0  草花  Top▲

黄瀬川のつり橋

黄瀬川34

吊り橋2

吊り橋3

このつり橋は2年前に来た時は、崩落していたけれど修復されていました。
そう言えば矢櫃橋も崩落から修復されていましたね。こちらは木橋です。同じ人工物でも木橋や吊り橋は人のぬくもりが感じられて悪くないですね。矢櫃橋は崩落前はコンクリートでした。矢櫃橋

ぬくもりが感じられる人工物と言えば、山上湖赤沼の堰堤は、アオモリヒバと石だけで造られていて、これなら許せるなあと思わせます。人工物の全てが悪いわけじゃない。自然に配慮した、自然にとけ込んだものを造ればいいんだけれど、行政というものはどうしても企業寄りだからコンクリートと鉄筋だらけにしがちです。
赤沼の堰堤

2006.06.28[Wed] Post 11:24  コメント:2  TB:0    Top▲

滝の沢の滝

滝ノ沢の滝1

滝ノ沢の滝1

黄瀬川には大小幾つもの沢が合流している。この滝はそのうちのひとつ、滝の沢が合流する地点の滝。
この他に、鍋倉沢、二の沢、橇ヶ瀬沢、長根沢などがある。夏以降になるとこの滝も水量が少なくなって直登できるんですけどね。シャワークライミングと言って真夏ならごきげん!もちろんカメラ類は完全パッキングしてから登る。
2006.06.27[Tue] Post 12:35  コメント:0  TB:0    Top▲

黄瀬川の環境問題

黄瀬川は、奥入瀬渓流終点部に合流する流域最大の川です。
駒ヶ峰、乗鞍岳等の南八甲田の主峰を源流とする、山岳渓流としては水量豊かな川です。
黄瀬川31

なぜ黄瀬川にもっとも開発が入ったのか?
それは、第一に、奥入瀬渓流が聖域として保護されたからなんですね。「南八甲田の森をゆく」という本でも書いたけれど、日本の近代の「環境保護」政策というのは、名ばかりでけっしてほめられたものじゃない。開発や観光のサイドに立ったものでしかない。保護地域が制定されるとその周辺地域は逆に大手を振って堂々と開発が進んでしまう。今の白神山地周辺がそうなっている。
 上の写真を見てください。黄瀬川の、ある種典型的な渓相です。黄色い瀬、赤茶色い土。この景色を見て、役人たちは開発にGOを出したのかもしれないね。
 黄瀬川には、奥入瀬や蔦川にはない独特の美しさがあるのに。林野庁や行政の役人にはまるで美意識というものがない(人が多い)。
黄瀬川32

黄瀬川33

ただし、今はこの黄瀬川の林道は、10年近く前から一般車通行止めになっている。せめてもの救いです。一部の釣り人やトレッカーから林道を解放しろという声があるらしいけれど、それはやはりおかしい。単なるエゴです。林道は歩けるのだから問題ないはずです。白神のように暗門の滝近くまで車で行って10分やそこらだけ歩いて「自然はすばらしい」と声を上げるトレッカー達に自然保護のほんとの心はありますか?四輪駆動車で山をけずって走る釣り人たちにもその心がありますか?不便を受け入れること。それは今や自然保護と同義語です。いや、もっとはっきりと逆転の発想をすればいい。もはや抜き差しならない環境破壊がすすんでいる現状では、不便をいっぱいつくればいいのです。便利とか進歩とかいう価値観から抜け出ることも必要です。進歩が止まっている世界だからこそ価値があるという価値観が必要なのです、きっと。
黄瀬川35

2006.06.26[Mon] Post 13:06  コメント:2  TB:0  黄瀬川  Top▲

巨岩帯で撤退

巨岩帯

Wカップ敗退のショックできょうは1枚だけです(泣)。
 沢歩きも進路を阻む巨岩帯で撤退を余儀なくされた。半端じゃない巨岩の連続。ゴーロ帯とも言うのだけれど、たいがい川の上流域でぶつかるものだ。
2006.06.23[Fri] Post 10:18  コメント:0  TB:0  黄瀬川  Top▲

タケノコ薮地獄

タケノコ1

タケノコ(根曲がりタケ)を採って夕食の足しにする。皮のついたまま焼いて食べるか写真のように皮をむいてさっとゆでてから醤油か味噌をつけて食べる。サッパリ、コロコリの食感で野趣の強いタケノコの香りがたまらない。テンプラもうまい。上写真は余った時に醤油と酒に浸して次の日に保存し置くため。
タケノコ2

タケノコはこんな感じで頭をわずかに出して生えている。崖とか猛烈な薮の中とかに多いのでやっかいだ。タケノコ採りに遭難が多いのもそのためだ。知らず知らずに方向を失ってしまう。気がついたら下写真のような背丈をゆうに越える魔の薮の中ってね。何十分薮こぎしても抜けられないってのはよくあること。根曲がりタケは密集していてけっこう強いし払いのけるのにも力がいる。これにハイマツが加わったらもう地獄。手も顔もキズだらけ。文字通り地面を這って抜けるしかない。まわりがほとんど見えないのも不安感を高める。2時間ちかくもかかった時もあった。タケノコは熊の好物でもあるので薮にひとりではまった時は怖い。ガサっと音がすると体温が2度下がる(冷汗)。

タケノコ3


キャンプ

 一食分のタケノコ採りならなんてことはない。どこにいても欲張るから足をすくわれるってわけだ。今日のテン場はゆるい瀬のそばの楽園である。ヨモギが群生していたのでテントのまわりにヨモギに火をつけてくすぶらして置いておく。こうすると虫が寄ってこないのだ。テントの中もヨモギの煙でくすぶらせればいい。虫がみんな出て行く。ヨモギの汁は山ビルの血止めにも有効だ。
2006.06.22[Thu] Post 11:33  コメント:5  TB:0  山菜とキノコ  Top▲

源流の広河原を歩く

沢を遡行していて最も幸福な時かな。ゆったりとした流れに身体を浸して少しばかりの冷たさをつま先に感じながら遡行する6月の南八甲田の源流はまぎれもない楽園である。
黄瀬川20

黄瀬川21

黄瀬川22


やがて広河原へ出た。誰もいない広河原。ここに一泊しよう。貧乏写真家が誰にもひけをとらないこの上ない贅沢!

広河原1

広河原2

広河原3

2006.06.21[Wed] Post 13:40  コメント:0  TB:0  黄瀬川  Top▲

穏やかなザラ瀬

少し高巻いたので川に下りてみると、そこには緩やかな広い瀬が横たわっていた。
源流近くなると水量が少なくなるのでただ川が狭くなっていくと思いがちだがそんな単純ではない。
急流やゴルジュ・ジッピの上に案外とひらけた広い瀬があったりして、そこは岩魚の宝庫だったりもする。
ただ魚止めの滝を越えたりすると無理で、マタギの文化があったりして滝上放流などがなされていないと岩魚はいない。このあたりにはマタギは入っていなかったようだけれど、山菜採りとか牧野組合とかがあったから滝上にも岩魚が生息しているところもあるようです。


ざら瀬1

ざら瀬2

ざら瀬3

ざら瀬4

ざら瀬5

気持ちのいい瀬だったので川の中に入ってゆく。僕は山も崖も上ったりするので釣り長などは履かない。
ズボンのままズカズカ入ってゆく。化繊のパンツなら夏なら歩いているうちに乾いてしまうし。セルタイマーでシャッターを切った。
2006.06.19[Mon] Post 13:52  コメント:0  TB:0  源流  Top▲

葉っぱは花よりも美しい

と、僕は時々思う。
カエデ

ハウチワカエデ。
カツラ

カツラの巨木にツタウルシがからまって盛大に競い合っている。
カツラ2


ホオノキ

すごいね。この巨木の樹の下に居ると大きく包容されているようだ。

シダ

うっそうとしたシダと木の葉の薄暗い木陰。すばらしい陰鬱な雰囲気(?!)が立ちこめていました。
2006.06.16[Fri] Post 14:24  コメント:3  TB:0  木の葉  Top▲

沢沿いの山菜と花

松見の滝から撤収して、いったん林道に出てそれから高巻いて源流に出てみようと思う。
黄瀬林道

黄瀬林道も入り口から2時間ほど歩いて黄瀬橋を越えたあたりから気持ちのいいブナ林道になってくる。こんな道だけを歩いて写真を撮れるんだったら何の苦労もないんだけどね。こういうのはほんの一部です。まあだからこういう時は急くこともなく花や山菜や葉っぱを観察しながらでもゆっくど行ぐべさ。(ゆっくど=南部弁_ゆっくりと)

サンカヨウ。カヨウとは荷葉、ハスの葉のことである。山荷葉、つまり山のハスの葉っぱだね。
サンカヨウ


オオカメノキ。
オオカメノキ


キクザキイチリンソウ。紫と白の花を咲かせる。早春に高原の水辺で真っ先に咲く花。雪解けの山の訪問者を真っ先に迎えてくれる。控えめにそーっと咲いていてそのけなげな感じにひかれてしまうネ。

キクザキイチリンソウ

フキの花。フキノトウ(=バッケ)がやがてこうなる。
フキの花

バッケもこうなるとかわいげない^^;
バッケ

ゼンマイ。
ゼンマイ


コゴミ。こんなにでかくなるともう時期を過ぎてるね。
コゴミ


ついでだから、蔦川で撮った花スミレサイシン。

スミレサイシン

2006.06.15[Thu] Post 15:59  コメント:4  TB:0  草花  Top▲

松見の滝7

松見の滝5

松見の滝6


滝を見上げてみるとようやく松見という意味を理解する。滝の両側の崖上に松が見える。
2006.06.14[Wed] Post 13:26  コメント:0  TB:0  八甲田山歩きの旅  Top▲

松見の滝へ

夜明け前の暗いうちに林道を歩き始めた。真っ暗である。午前3時。
朝日のあたらないうちに滝を撮りたい。あたってしまえば滝の白い水流の部分が写真上で飛んでしまうだろうからと思ったわけです。林道を2時間半歩いて滝への降り口に着く。そこから下りる事約120mくらい。20分ほどである。かなり急な坂道。まだかまだかと言ってるうちに轟音が聞こえてきた。


松見の滝1

松見の滝1


3段に別れているので、落差90mという迫力が感じられないかもしれない。写真的には非常にむずかしい滝だな。でもこういう造形の滝は見たことないよね。めずらしい。
松見の滝3


滝の降り口にあった。松見の滝竜神、黄瀬牧野組合、と読める。
松見の滝4

2006.06.14[Wed] Post 13:06  コメント:0  TB:0    Top▲

虫けら並みの夜

寄り道をしたので一日では松見の滝までたどり着けない。どうせ露宿者^^、無理をせずテン場を探す。
風もない。suntoの気圧計を見ても気圧は一定している。雨も降りそうもない。こんな時はおよそどこで寝ようと問題ない。林道のそばで水場を見つけたのでそこに決める。
 で、ばげメシは何食うか?今回は米を持って来ていない。麺類とアルファ米の類いだ。軽いからね。スパゲッティを半分に切ってジップロックに詰めたものを使う。それにそえるのがミズだ。これは沢沿いにいくらでも生えている。


ミズ1

ミズ。まだ小振りだな。これからもっと太くなる。

ミズ2

食べられるのは茎だけ。夏になるとビーンズのような実がなってそれもうまい。

ミズ

皮を薄くむいて軽くゆでると鮮やかな緑色になる。このまま醤油で食べると少しねばりがあってコリコリとしてえぐみのまったくないさっぱりした味だ。


ミズ4

ミズのペペロンティーノ南八甲田風!の出来上がり。

キャンプ1

大木の腰掛けもある。ペットボトルには「山崎」が入っている。沢の湧水で水割り。贅沢の極みかな。

キャンプ2

寒くないのでオープンで寝る。慣れないと怖いよ。クマやテンもこっちを監視しながら近くで寝てるのかと思いめぐらしたりね。
オレ?もう慣れたなあ。8時には寝入っていた。ランタンは消して真っ暗にする。しばらくすると木の葉の合間から星が見えてくる。夜空と南八甲田の真ん中で自然と一体になる。なんてオレは小さいんだ。ブナの幼木にも満たない。虫けら並みじゃないか。
2006.06.13[Tue] Post 14:15  コメント:3  TB:0  キャンプ  Top▲

堰堤を越えてゆけ

今日は、Wカップ日本の初戦。というわけで必勝祈願スペシャル。敵を越えてゆけ、5本だて(笑)!
堰堤1

4つ目の堰堤。堰堤もだんだん大きくなってゆく。
堰堤2

間近で見るとなかなかの迫力。堰堤3

高巻きして堰堤の上に出る。堰堤の上からおそるおそる下流を覗く。

堰堤4


足を滑らさないように慎重にカメラを構える。なかなかにおそろしい。
堰堤5

自分の影を写して現実感を出す!滝壺もないから落ちたらおだぶつだね。こわい。
堰堤6
黄瀬川は砂防ダムがやたらに多い。奥入瀬川に合流する前だけで5つもある。川を遡行してこれを越えてゆくのは容易なことではない。だが堰堤を越えるごとに川の水が澄んでいく様をじかに発見できてうれしいものだ。最終堰堤の上は格別に澄んでいる。
2006.06.12[Mon] Post 16:04  コメント:0  TB:0  ダム  Top▲

黄瀬川の河畔林2

黄瀬川3


山岳渓流の下流の方でも河畔林が形成されている。時々氾濫するからだ(ブナの深い中流以降になるとブナの貯水量の多さゆえにあまり氾濫することがなくなる。)。氾濫したり開発されたりした後の土地には、ケヤマハンノキやヤナギ類が生えて河畔林を作る。このあたりの川で最も水量が多く川幅もありしかも開発が一番入っている黄瀬川に中流以降にも美しい河畔林あるのは、そういった理由だと思う。

黄瀬川4

2006.06.12[Mon] Post 12:39  コメント:0  TB:3  黄瀬川  Top▲

黄瀬川の河畔林

河畔林1


河畔林2

この川には、奥入瀬の渓流ともちがうし、沢の源流ともちがう風景が見られる。この川は、もっとも開発の入った川なのに。いやだからこそブナの二次林の、原生林とはちがった整然とした風景のように、ある種それと似た河畔林が形成されてきたのだろう。
2006.06.09[Fri] Post 18:31  コメント:0  TB:0  渓流  Top▲

八甲田最大の滝へ

 いいツアーだった。野生を取り戻した(笑)。いい写真が撮れた。だけど筋肉痛がかなりきてる。全行程を15kg背負って廻ったからね。いつもなら車で行ってベースキャンプを張り、そこから軽装備で二次キャンプに出てたけど、今回は違う。飛行機で行って後はバスを乗りついで廻ったから。(遠征予算をひねり出せない貧乏写真家の苦肉の策!ガソリン高騰が痛い。いまは飛行機の特割り便を使えば旅費は半分で済む。)足腰はわりと平気だったけど、肩が痛くなった。カメラボディは1台に減らしレンズも2本に絞り、着替えも下着1枚きり、テントもやめてテンチョというカッパの大きいようなもので代用するという軽量化を計ったつもりだったけど、まだ足りなかったね。僕の場合は登山路とか林道を歩くだけじゃなくて沢の岩場の乗り越えがあるし高巻きで崖を上り下りしたりするから15kgでもつらいのです。もう減らせるものがないんだよね。自分の体重くらいか(笑)...。パック
絶好の長椅子で一休み。
今回のねらいは、八甲田山中最大の滝-松見の滝。もうひとつはガスの発生時を狙った源流とブナ林の残雪。
 きょうから少しずつ紹介していきます。

 松見の滝。落差90m。名瀑100選(青森県ではもうひとつ、白神の「くろくまの滝」が100選。落差85m)。
 黄瀬川の上流にある。10年ほど前は、黄瀬川林道で滝の近くまで車で行けたのだが今この林道は一般車通行止めになっていて片道3時間あまりを徒歩で行くしかない。

(林道閉鎖は僕は懸命な措置だと思う。かつて秘滝と言われた白神の「暗門の滝」が、世界遺産登録以降、バスが列を連ねて観光客がぞろぞろ歩いているそうですね。いったい何のための遺産登録でしょうかね?その一方で「祖末な」ぜんまい小屋などを撤去している。そま人たちが建てたぜんまい小屋など自然破壊にほとんど影響あるわけがない。ようするに行政側がやっているのは、環境保全という視点ではなくて「みすぼらしいもの」を隠せというおそまつな考えでしかないわけです。昔から自然を共生してきた人々を排除し観光客をどんどん引き入れるという本末転倒をやっているわけです。)

 というわけで、今や松見の滝は、数少ない秘滝になったのかも知れない。それに今年は例年にない積雪量だったので水量がかなり多いのではないかと推測して、行ってみようとおもったわけです。
 僕は、焼山からずっと歩いて途中撮影しながら上ったので、5時間以上かかり途中で日が暮れてしまった。無理をせずに黄瀬橋を越えたところで野営することにした。

テンチョ
 ほんとにひとりが精一杯の簡易テント。
target="_blank">黄瀬橋
黄瀬橋
設営しようというあたりですぐ湧き水を発見。気候も穏やかで風もなし。絶好の野営日和。この天気が3日続いた。食料とボンベがなくなって山を一旦降りようと思い立ったころ天候がくだりはじめたのだ。また山の神様に好かれているなという気になっていた(笑)。途中で拾い上げたヒメネズミは山の神様かい?(笑)
ヒメネズミ1

ヒメネズミ2
目が小さいのでアカネズミではなくヒメネズミだと思う。
2006.06.09[Fri] Post 15:35  コメント:4  TB:1  八甲田山歩きの旅  Top▲

そろそろ煮詰まってきた

たきび

3月から続いたしねぐれのてんてこまいがようやく落ち着いたと思ったらバッタリとヒマになった。
その間の疲労が心身の芯まで残っている。口からストレスの塊がとびだしそうである。酒席で何度か飛び出したようだ。親友の死もこたえた。しちめんどくさい人間関係にもけっこう疲労した。ストレス?そんなものはなんぼでも溜まればいい。そうやってだんだん煮詰まってくるのだ。その胸の一物が、山の怖さと淋しさを一掃するエネルギーになるはずだから。そろそろ行ぐがな?
 川っぱらと夜空の空き間で強い酒をあおって、焼いた岩魚を食らって、ごろんと所構わず露宿する。とんでもない底なしの静寂と淋しさに身を震わしてまた強い酒をあおるしかなくなってそうやって人間なんてちっぽけなもんだとぐさっと山の神様に囁かれて、けものの気配に震えながら眠りに落ちてしまう。そったら風餐露宿の旅さでがげるがな、と。
 あすから八甲田山中です。しばしお休みします。
2006.06.02[Fri] Post 14:22  コメント:0  TB:0  日誌  Top▲

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