写真家の山暮らし

Photos of Japan north country and the Photographer’s Journal 南八甲田の麓、奥入瀬川のほとりの山のスタジオからNature Photoを添えて日誌を綴っています。2012.3.11に恵比寿のスタジオをこちらへ移転しました。

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展覧会のプリント

きのう品川キヤノンオープンギャラリーのセッティングに行ってきたのですが、(自分で言うのもなんだけど)大迫力です。

 imagePROGRAFという12色の顔料プリンター、2400×1200dpiという高解像度でB0ロール出力するものですが、これがほんとにすごいです。僕は過去に2度個展をやってますけど、それと比べたらまるでけた違いです。圧倒されます。このプリンターは値段もすごくて個人ではとても買えないものだけに、こういう展覧会はめったできないだろうなあ。

 プリントサイズが特大なので画像データが耐えれるものなのか一部心配なものもありましたけど、文句なしでしたね。銀座展の方も同じものを使ってますからもう見なくても心配していません。なんかようやく肩の力が抜けたような気持ちです。後は年末年始さけを飲み過ぎないようにするだけだ(笑)、、、。
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2008.12.26[Fri] Post 14:20  コメント:0  TB:0  日誌  Top▲

カレンダー作品_2_一月

シュカブラ
 EOS1DMark III

すごい強風だったので機材のケアに気を使った。マイナス15~20℃という気温自体は冬の八甲田ではままあるけれど、霧氷まじりで吹き付ける風がくせものなのである。ボディを風にさらすとたちまちビリビリと凍てついてしまう。自製の防寒ケースが役に立ったのだけれど、それでもファインダーの隙間から霧氷が入り込んでしまう。モンスター(樹氷)の陰で風をよけながら一時間ほど撮影を続けた。長い時間じっとしているのは凍傷が怖いのではやめに切り上げることにしたのである。十分ケアに注意したつもりだったけれど、最後にジッツオのカーボン三脚をヘッドのダイキャスト部からまっぷたつに折ってしまった。痛っ!眼も顔も寒さで痛かったけれど、貧乏な写真家には高価なジッツオの破損の方が痛い(苦笑)。
シュカブラ

2008.12.25[Thu] Post 14:36  コメント:0  TB:0  雪山  Top▲

カレンダー作品_1_表紙

ブナ林
 EOS1Ds Mark III


1月5日から始まるキャノンカレンダー作品展に展示する写真を今日からいくつかピックアップして紹介していきます。

 新緑期の萌葱色が柔らかい光の中でそよぐ風景こそ、あたかも八甲田という胎内にいるかのようなやさしさを感じさせてくれるブナの森の最高のシーンなのですが、これがやっぱりなかなか撮れなかった。ブナの森は八甲田にはいくらでもどこにでもあるけれど、どれも何かが足りなくて何かが多すぎる。さんざん歩きました。まったく贅沢な時間でしたね。

 **この萌葱色は、狭い色域のWebカラーでは出ませんね。ぜひギャラリーでプリントをご覧になってください。
ブナ林


2008.12.24[Wed] Post 19:40  コメント:2  TB:0  ブナ林  Top▲

スタジオ撮影その2

スタジオ

 スタジオ撮影の3日目は、場所を移動して特大のスペシャルスタジオ!。

 ワイヤレスファイルトランスミッターを頼んでおいたのだが間に合わず。案の定、USBケーブル接続ではギリギリのシーンがあったがなんとかこなす。全日本のプロの選手2人をモデルにした撮影も無事終了して、シャンシャン!今年の撮影も全終了です。皆さんお疲れさまでした。僕はこれから展覧会のセッティングとかまだまだバタバタです。
2008.12.22[Mon] Post 15:02  コメント:0  TB:0  デジカメ  Top▲

EOS50Dのスタジオでの使い勝手

スタジオに2日間缶詰になり、カタログ撮影を行った。使ったのはEOS50Dである。サブに5Dという変則体制。
A4のカタログ、Bike(自転車)ウエアとギアということなので50Dで充分いけるという判断だったが、実際にも必要充分で1Dである必要は感じなかった。
 むしろ、1DsMark3以上と思われる50DのAFの速さ、追従性の良さは気持ちがいい。ただし、マクロ50mmはシグマのレンズを使ったので、このレンズではAF性能が極端に落ちる。問題だな、このレンズ。EF17-40mmL、EF70-200mmLだとAFは抜群で文句なしだ。
それにリモートライブビューは50Dがもっとも進んでいる。

50Dの液晶もきれいに見やすくなったのだけれど、どうも僕は少し違和感を感じる。きれいすぎるしコントラストも高めなのだ。この撮影のようにPC直結で撮影していると、PCのモニターとの差がありすぎるのだ。きれいに見せるためにコントラストを高めに設定してあるのだろうけれど、これが時には困る。実際の撮影画像よりきれいに見えるのは僕の感覚としては困る。まあ、スタジオの場合はカメラの液晶を信用しなければ済むことだが、屋外の撮影の場合は、きれいに撮れたと勘違いする場合も出てくるだろうと思う。これはファームウエアで改善できるならば検討してほしいところだ。
スタジオY56
総じて50Dでの撮影は快適でしたが、バッテリーは弱いですね。リモートライブビューだとよけいにそうです。一日の撮影で5.6回は交換していましたね。1Dだと一日持つんですけどね。バッテリーグリップがあった方がいい。
 ピクチャースタイルは、ウエアの色を出すためには「忠実設定」しかない。「忠実設定」にしてシャープネスとコントラストを上げる。ただ、ものによってはLightroomの方が抜けも解像感も高いので色にシビアでない商品はソフトを切り替えたりした。
 「忠実設定」はこんなによかっただろうか?前はなんとなく甘くて使いづらかったのだが、カメラの方の解像感が上がったということか?DPP自体も進化したのだろうか?

2008.12.19[Fri] Post 17:50  コメント:2  TB:0  デジカメ  Top▲

カレンダー作品「原生の鼓動」展のご案内

ぽすか


カレンダーに使用した13枚ほか計47点を展示します。
岩木登写真展「原生の鼓動」~2009キヤノンカレンダー作品~キヤノンギャラリー銀座 
2009.1.5(月)~1.14(水)日・祝日休館 10時から19時(最終日 16時まで)  
1月6日午後7:15からオープニングパーティー 入場無料

東京都中央区銀座3-9-7 03-3542-1860 
交通案内 都営地下鉄 東銀座A7、A8出口より徒歩1分
東京メトロ/都営地下鉄 東銀座A2出口より徒歩2分
東京メトロ 銀座駅A12出口より徒歩2分
銀座地図

2009キヤノンカレンダーは、キヤノンのオンラインショップでも取り扱っています。
2008.12.18[Thu] Post 13:07  コメント:4  TB:0  日誌  Top▲

「原生の鼓動」展 ごあいさつ

 僕は、原生の自然を撮影するというスタンスを堅持することを自らに課してきたわけですが、それは何故か?ふたつの理由がある。
 ひとつは、
 僕は子供のころから、つまり40年近くにわたって八甲田を歩いてきて感じているのは、原生の自然は確実に急速に失われつつあるということ、
 もうひとつは、
 八甲田とりわけ南八甲田には、まだまだ多くの原生の自然ー深い美しさと厳しさと寛容さをたたえた自然が残っているけれど、それをほとんどの人は見たことがないし、さらに多くの人が、現地の人ですら、その価値をあまりにも軽視しているということ。
 そのふたつをふまえると、僕が原生の自然にこだわって撮影を続けることはかならず意義のあるものだと思えたからです。

 本格的に腰を入れて撮り始めてまだ10年足らずですが、僕が歩いたフィールドは全八甲田の1/10にも満たないと思う。全シーズンとして見渡せば1/100にも満たないと思う。キヤノンカレンダーの撮影という後押しを得て僕はこの一年で100日を越える野営を繰り返し歩き続けたけれど、ほんの数本の山と森と川を渡ったにすぎない。ここにある47点は、その1/100にすぎないフィールドの数点の拙作ですが、それでも見た人が、八甲田にはこんな見たこともない風景が残っていたのか?とたった1点でも眼を見張ってくれるならば、僕はわずかな役目を果たしたのかなあと思います。
2008.12.16[Tue] Post 10:00  コメント:0  TB:0  日誌  Top▲

原生の自然を撮り続ける意味

 1月5日からはじまるカレンダー展覧会のテーマが「原生の鼓動」ですので、原生の自然を撮り続ける意味について考えてみます。


1, **縄文文化と東北の自然**

縄文文化の奥深さとは、自然と人間の共存性の高さにあると思う。精神性が高い。芸術性も高い。効率主義ではない。4000年も経っているのに、動植物の種の断絶というのが東北ではほとんどみられない。それだけ自然を大事にしていたということ。
 青森の三内丸山遺跡などを見ると、縄文文化に対する今までの認識がまるでまちがっていたということがわかる(三内丸山遺跡は八甲田山から続く緩やかな丘陵の先端にある。)。縄文とは弥生文化以前の古い遅れた原始的な文化などではなくてより精神性も文化性も高い豊かで優れた文化であった。自然をとりつくし開発しつくすということがなくて持続可能な共存社会ー自然が何百年も続いていたのである。(それがいまだにマタギ等によって伝承されているとすれば何千年である)。これは世界的に希有なことで、人間によって多くの種が断絶されたヨーロッパなどとはちがう部分だと思う。縄文人が世界に誇れる部分というのはここだと思う。遺跡のりっぱさではない。そもそも木造建築が主である日本は遺跡が残りにくいのだ。
発掘された動物の骨に子供のものがないという。果実などもとりつくすようなことはなくてクリの栽培なども行われていた。魚類ではマダイ・ブリ・サバ・ヒラメ・ニシン・サメ類などが多く、フグも食べられていた。発酵酒なども作られていた。紀元前2000年以前の話である。
 その縄文の高い精神性というのは、東北において弥生時代以降もずっと続いていたのである。ならされて開発が進みおかしくなってきたのはついこの100年ぐらいのことではないかと思う。東北のニホンオオカミは明治、田沢湖のクニマスは戦中、白神のカワウソは戦後、八甲田のクマゲラは1980年以後に絶滅したと言われる。ナラ・ブナ林の豊かな自然があって、利潤追求に走らない精神性豊かな縄文人たちがいた。冷害に苦しみ毎年何千人もの餓死者を出すような悲惨な東北になったのは中央政府によって稲作を全面的に強制されて以降のことである。稲作はもともと南の気候のものだ。中央税制の基本が田んぼであったために稲作にそぐわない気候の東北は多大な犠牲を払ったのである。

大湯環状列石(ストーンサークル)は、十和田湖の南にある。これも縄文の遺跡である。高い精神性がなければこのようなものは作れないだろう。なんのために作られたかはわからないが効率主義とは無縁のものだ。ヒスイ、黒曜石、琥珀なども高い技術によって加工されたものが出土している。
ストーンサークル

ストーンサークル

ストーンサークル



2008.12.15[Mon] Post 14:44  コメント:3  TB:0  環境問題  Top▲

展覧会のプリント

1月5日からふたつの展覧会をやりますが、2カ所で70枚のプリントを展示します。最大で3mを越えるものもあります。

このプリントは、キヤノンさんに依頼するのですが、サンプルプリント70枚すべてA3サイズで僕自身が出力したもの(PIXUS Pro9500)をつけてデータを提出し、校正刷りを一枚づつすべてチェックするわけです。

 本番出力は、キヤノンのimagePROGRAFという12色のインクを使った、顔料プリンターとしては現在最高レベルのものです。きのう仕上がりをチェックしてきました。70枚の出力、ほぼ完璧でした。ほんの数枚注文つけましたけど、はっきり言ってすばらしい出来です。

 こんなことは、フィルムカメラの時代ではありえなかったことです。僕らは、プロラボにポジフィルムを持ち込んでプリントを依頼するわけですが、その当時は何度ダメ出しをしたことか。2度3度やり直しさせてそれでも出なくて最後は妥協するしかないということをやってきたわけです。それを考えると素晴らしい進歩です。

 プリントの担当者が「岩木さんのデータがしっかりしているのですんなり出ました」と言ってくれたのですが、まあそういう意味でもデータがちゃんとしているという条件が必要だとおもいますけど、デジタルは、プリント出力という点でも、銀塩フィルムを越えつつあるのではないかと思います。

 カレンダーの印刷は、凸版印刷でしたが、CMYK出力としては、なかなかの出来でしたが、いくつかのものはimagePROGRAFのプリントの方が上でした。カレンダーをすでにご覧になった方でもぜひ展覧会の方にも足を運んでみてください。

 銀座の方は50点、品川の方は20点展示します。内容も別のものです。

 ところで、オープニングパーティは、5日(月)ではなくて6日(火)に変更しました。5日は正月明けの仕事初めの日で、都合が悪いという人が多かったので変更させてもらいました。すみません。よろしくお願いします。

 品川のキヤノンSタワーオープンギャラリーでの僕の写真展の告知が、キャノンのサイトに掲載されています。
 
2008.12.11[Thu] Post 10:50  コメント:2  TB:0  日誌  Top▲

色々な秋

秋
今年の秋は冷え込みが足りなくて、なかなか全山赤くならなかったのですが、近くを観察するとところどころ真っ赤でした。ブナの黄葉はしぶく落ち着いた熟女のような色、真っ赤になる前のカエデの黄色は少し青いですね。人も自然も色々でそれぞれに味があるというわけです。人の方を、それぞれを味わいたい、なんて言うと変態扱いされるけど、自然の方はなんぼ味わおうとな~んも問題ない。黄色いカエデの隙間から真っ赤な実を伸ばしているのはナナカマドですけど、目立ちますねえ。パッと眼が行きます。鳥たちに早く食べてくれと姿態をさらしているわけです。鳥に食われてあちこちにタネをばらまくことで種が生き抜いてゆくという遺伝子の力なんでしょうね。この辺も、人も自然もおんなじということかな(笑)。
2008.12.08[Mon] Post 16:30  コメント:4  TB:0  紅葉/秋  Top▲

ニコンD3Xはどう?

なんかよさそうですね。
サンプルも出てますけど、D3とはちがうように見える。常用感度がISO100~1600としてきたところにもこのカメラの設計の方向が出ているようです。僕は以前、D3のノイズリダクション処理を駆使したように見える画像は、風景には向かないのではないか、と疑問を述べたけれど、その辺の疑問にきっちり答えを出してきたのではないかと思います。

 センサークリーニングがない、高い、重い大きい、ということを考えると、D700の次期モデルが風景にはねらいめかな。ひさしぶりでニコンを使ってみたいという気になってきた。でも5Dmark2も捨てがたい。当分遠征はないのでじっくり様子見ですが^^;
2008.12.05[Fri] Post 12:39  コメント:0  TB:0  デジカメ  Top▲

紹介記事

フォトサークルフォトサークル
フォトサークルフォトサークル


Canon Photo Circle12月号に6ページで紹介されました。この雑誌は、キヤノンフォトサークル会員向けの月刊会報誌です。(表紙は十文字美信さんの写真です)
2008.12.04[Thu] Post 11:31  コメント:2  TB:0  日誌  Top▲

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