写真家の山暮らし

Photos of Japan north country and the Photographer’s Journal 南八甲田の麓、奥入瀬川のほとりの山のスタジオからNature Photoを添えて日誌を綴っています。2012.3.11に恵比寿のスタジオをこちらへ移転しました。

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よいお年を

きょう、ようやく仕事おえました。
みなさん、よいお年を!
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2009.12.30[Wed] Post 18:17  コメント:0  TB:0  日誌  Top▲

「プリンター選びのギモン」


『デジタルカメラマガジン』1月号で、
『プロが選ぶプリンターは?私はコレを使ってます!」
という特集で、半ページ執筆しました。4人の写真家のうちのひとりです。
キヤノンPIXUS Pro9500とPro9000Mark2をとりあげてます。
2009.12.29[Tue] Post 14:00  コメント:0  TB:0  デジカメ  Top▲

『芸術状物質の謎』

大学以来の親友の飯村昭彦氏の待望の写真集が発売になりました。
飯村
「芸術状物質の謎 あの男が煙突から降りてきた」
飯村昭彦著/雷鳥社刊(1680円税込)

2009.12.28[Mon] Post 10:55  コメント:0  TB:0  日誌  Top▲

厳冬期の記憶

地獄沢

カレンダーも最後の一枚です。みなさん、1年間ご覧いただいてどうもありがとう。これでお別れですね。

 酸ヵ湯の上の方の駐車場で車中泊で3日過ごした。2008年、八甲田厳冬期のど真ん中のころだった。吹雪はくる日もくる日もやまない。車中泊といってもエンジンをかけておくわけにはいかない。一晩中アイドリングしておくと排気口が凍結してしまうからだ。車中でシュラフにもぐりこみ、重ね着をさらに重ねて、足の裏とかにホカロンとかと張ったりして、しのぐしかない。1800ccの、僕のただの乗用車では狭くて寝返りも打てず、車中3泊もすれば身体がバリバリに凝ってしまう。こんなことなら雪洞を掘って中にテントを張って過ごした方がずっと楽だったろうと思うが、晴間をねらって一気にアタックしようと目論んでの車中泊だから、それは最初から論外だったのだ。
 広い駐車場は、3日目には1台もいなくなっていた。昼も夜も、止むことなく延々と吹雪いている。3日目も前2日と同じように夜中に何度も目が覚めた。車中、座ったり寝たりしているだけだから熟睡できないのだ。明け方、目が覚める度に天候の具合を確かめる。窓は雪が張り付いているのでドアを開けて確かめるしかないのだが、開ければものすごい風とともに雪がドアの隙間から舞い込んで来るので、ほんのちょっとだけ開ける。きょうもだめか、よく降るなあ、ふとりでぶつぶつ言いながらまたしかたなくうつら寝につくのだ。

 転機が訪れたのは、またしても「もう撤退しよう」と思い始めた頃だった。そうなのだ。これはいつものことだ。山の神は”大仕事”の前には、いつもこんなふうだ。あきらめかける頃までねばらないとチャンスをくれない。まったく性格が悪い。
朝の6時半ごろのこと。明るいと感じた。前2日はまだ真っ暗だったはずだ。ほとんど凍結しかけているドアをミシっと言う音をたてて開けてみた。まだ雪は降っているが、小降りだし、風も弱まっている。しかし晴れ間は見えない。

 ここは思案時だろう。
 どうするか?
 日が射すかどうかはわからない。
 3日降り続いた雪のラッセルは大変だろう。撮影場所まで何時間で行けるのか?
 まったくの徒労に終わる可能性の方が高いが、それもよしか。それも徒労ではない。うまくすれば、去年失敗したシュプール跡などはきれいに消えているはずで、いい写真が撮れるかもしれない。そう思う間もなく僕は車中で、イワタニのストーブでコーヒーを沸かしていた。簡単な朝食を済ませて出発したのはそのたった10分後だった。

 キヤノンカレンダー12月の1カットは、そういう記憶の写真でした。
僕の予定ですが、1月5日に十和田入りして2週間くらい入山します。まだコマーシャルの仕事が残ってますし、その後、入山の準備に追われますので年賀状は書けないかも。その時はご勘弁ください。これから、きのう撮影した800カットの現像です。ヤレヤレ。
2009.12.25[Fri] Post 14:49  コメント:4  TB:0    Top▲

ダークラム

冷え込んできましたね。青森でも酸ヶ湯で-10℃、積雪60cmだそうです。それでもようやく60cmです。この時期ではありえない少なさです。
tamagawa
冬山のために身体を絞ろうと多摩川沿いを歩いたり走ったりしていますが、全然だめです。あと2週間あるけどぼちぼちペース上げないと。というより酒を減らさないと(苦笑)。

八甲田の冬の厳しさを思い出しながらムチを打つしかないですね。地吹雪で倒れないように^^;
吹雪
つらい記憶はほとんど忘れてしまうんだよね。酒とかばっかり目に浮かぶ^^;
ラム酒
マイヤーズラム。ラム特有の甘さが漂うが、だけどこいつは柔じゃない。すぐに苦みと渋みが追いかけてくる。そう、ダークなんだなあ。
 十和田の友人の、現代美術館を支えるボランティアグループ『アートチャンネル』の一員Rクンに連れられて入った元ロマンス座そばのバーで、客ふたりだけのカウンターで飲んでいたら、帰り際にマスターが、ほいっと一本くれたのがこれだった。いい店だ。マスターも渋くて静かでいい男だ。同年代ぐらいで何か訳ありそうな雰囲気が漂っていたけど、じっくり話す時間がなかったので聞きそびれたが、今度入ったらつついて見ようか^^;『ロンリコ』『ハバナクラブ』『バカルディ』『レモンハート』などは、よく飲んだが、これは初めてだった。
いいなあ、これ。もちろんストレートにかぎる。甘みと苦みが胸のなかで奔流してくる。
冬の準備の一本にダークラムを忘れないようにしよう。
(酒を減らさないとと言った舌の根が乾かないうちにまた、酒の話に戻ってるんだから先が思いやられる^^;)
2009.12.18[Fri] Post 17:17  コメント:5  TB:0  日誌  Top▲

セバスチャン・サルガド

森
2009.6.16 南八甲田 EOS 5D Mark2 EF24-105mmf4L IS USM

F氏への返信

日曜日に見てきました。まず、入場料(¥800)とるのに人がいっぱいでびっくり。満杯でした。
いいものなら写真でも人が集まるし、入場料とっても満杯になるし、不景気だから文化や芸術予算は削るべきだという単略な意見はばかげているというのがはっきりしたようで気味のいいものでした。

サルカドは少し気になっていた作家でした。こういうことを言っていたからです。
「写真は実は写真家が撮るものではなくカメラの前の人々が写真家に、与えてくれるものだから」
ほら。僕と同じだという気がしたのです。(大作家と並列してナマイキだけど。)

僕はちがう言い方をした。

「作品そのものはすでに大自然の中にある。あるいは大自然の中から浮かび上がる。だから僕は、野営して、自然の鼓動を聞き、自然の中に溶け込んでシャッターを切る瞬間を待つだけなのである。、、、、僕の写真は峡谷の風が運んできたものだ。僕はそれを譲り受けた。、、、。」
(『十和田市現代美術館展図録』)
「自分のセンスや個性を前面に押し出さず、自然そのものを描写することが大事、、、」
(『デジタルカメラマガジン』2009年8月号 『プロに学ぶ!デジタル撮影塾』)

僕はあまり写真展を見に行かない。たまに行ってもがっかりすることが多い。ドキュメント系の写真はことさらで、「おれが、おれが」というものが前面に出過ぎていてどうにも気が休まらないからだ。
この気持ちはなぜだろうと思う。
きっと30年以上前の不愉快な記憶が蘇るのだ。そのころ僕は写真を撮られる側にいて、苦闘し生活していた。その時、何人かのカメラマンたちに出会ったが、自らを安全な立場に身を置き第三者然として、えらそうに最前線で何かをしているかのような彼らの物言いに、嫌悪感を覚えたのだ。
その一方で開高健がベトナムから帰った後、突如何も言わなくなって釣りにばかり没頭しはじめたことを、(そのほんとうの理由はわからないけれど)何かしら共感するものがあったりしている。

そういう30年前の嫌な記憶がいまだに消えない。

そのことを少し覚えていてくれれば、僕の偏狭な思いが少しわかってもらえるのかなあと思います。

さてサルカドですが、素晴らしいデキでした。
たしかに、アフリカの人々が与えてくれたもの、をそこに写し込んでいるという写真でした。
プリントをしっかりと仕上げているということも印象的でした。

距離を置いてこっち側から撮っていたって、風景だろうとドキュメントだろうと、いい写真は撮れっこないということを確信させてくれる写真展でした。



2009.12.14[Mon] Post 12:04  コメント:8  TB:0  日誌  Top▲

冬山の準備

今年の八甲田は、信じられないくらい雪がないようです。山頂で40cm!どうなってんだか。モスクワも8℃だとか!!
なんだかほんとに地球はおかしくなってるね。京都議定書25%削減、いいじゃないか。やればいい。批判にめげるなハトヤマ。「まず経済」なんて言ってる人は現状認識ができていないよ。地球環境が壊れたら経済破壊も計り知れないじゃないか。

今月の入山は延期します。入るのは年明けですね。一気に厳冬期入りだなあ、きっと。そういう流れだから従うべし、てことで。
 呼んでるなあ、呼んでる。行くさ。北じゃなくて南に!覚悟固めて厳冬期源流に行こう。怖いんだよね、真冬の渓谷は。両岸急壁だから小雪崩が頻発する。逃げ場がない。足下があやふや。、、、だろうと推測するだけ。だって真冬にちゃんと渓谷に入ったことがないし。経験があるのは3月だけ。1.2月はちょろっとのぞいて退散したきり。
 これまでは、冬は避難小屋のある北八甲田に行くのが多かったです。毎日が吹雪だから小屋のない南八甲田は怖いですから。でもそれじゃあ「南八甲田」が完結しないよね。だから体力とモチベーションのあるうちに南に入りたい。暖冬の今年は千載一遇のチャンスかも知れないし、あるいは単なる悪魔の誘いかも知れない(苦笑)。ま、そんなわけで恐る恐る行けるところまで行ってみましょ(笑)。

滝

冬の渓谷

スキー買い替えようと見に行ったらテレマークスキーがセットで10万もする。板もカービング仕様になっていてやたら重くなっている。なんでこんなばかな商品を作るんだ?山スキーやる人がいなくなるじゃないか。山スキーにターンのしやすさなんて二の次なんだよ。まったく。スキーは、あきらめました。スノーシューとアイゼンで我慢。資金も乏しいし。今度は小屋泊まりじゃないから防寒対策は全部見直しせざるを得ないしそっちの方で金がかかる(泣)。でもなんとかなりそうです。写真を買ってくれたみなさんのおかげです。どうもありがとう。
 あっ、展覧会の写真は、11点Sold outになりました。安くお求めになれるのは今のうちです。お早めにどうぞ。
以下からアクセスしてください。
http://iwakino.com/pages/shop.html
2009.12.10[Thu] Post 19:39  コメント:0  TB:0  雪山  Top▲

週刊金曜日

何も関係ないです。佐高氏も、もちろん鈴木氏も、もちろん何も関係ないです。
あっ、そういうことを僕に聞いてきた人がいたから。とりあえずということで。
2009.12.10[Thu] Post 10:38  コメント:0  TB:0  日誌  Top▲

八甲田遠征の記録動画

連峰



八甲田山中での野営の様子や普段あまり発表しない動物や花たちの写真とかでムービーに編集してみました。
ご覧ください。以下クリック

http://gallery.me.com/iwakino#100051


八甲田、ようやく冬らしくなってきたようですね。きのう吹雪のためロープウエー運行休止でした。ヤレヤレ、そろそろ入山の準備をしなければ、、、。
2009.12.08[Tue] Post 15:40  コメント:6  TB:0  日誌  Top▲

広告の仕事

先週は、自転車用ウエアのカタログの仕事にかかりっきりでした。3日間スタジオを借りてぶっ通し300カット。物撮りだけじゃなく、イメージカットあり、俯瞰撮影ありで、スタッフわずか5人でこなしたわけですからなかなかの難行でした。これはもう銀塩フィルム時代でしたらとても無理な撮影で、デジタルでリモートライブビューというシステムがなければこなせなかったと思います。キヤノンのEOS Utilityというシステムは他メーカーより進んでいると思う。カメラを選択する場合には(広告写真では特に)、こういうものも含めたトータルな評価をした方がいいということですね。
 ただし、EOS Utilityと EOS5D Mark IIの組み合わせは、ひとつバグと思われる不都合がある。リモート撮影中にライブビューのままシャッターを切るとストロボがシンクロしない。ライブビューを一旦しまうと通常発光する。この不都合は1D系では見られない。たぶんバグですね。

<訂正>
ライブビューの設定で、「静音モード」にしておくと汎用ストロボは発光しない、という仕様のようです。取説に書いてありますね。(小ちゃく!こういう仕様変更というべきものはもっと大きく赤字とか傍線入れるとかしてほしいですね)
 読者からおしえていただきました。どうもありがとう。

 広告業界の不振はどこもひどいもんですけど、この仕事だけは年々伸びているんですよね。自転車という素材がエコの時勢にシンクロしてきたんでしょう。こういう仕事にめぐりあえたのはありがたいことです。もちろんスタッフにも恵まれました。いくらていねいな仕事をしても評価してくれなければどうにもならないですから。みなさん、お疲れ様でした。
2009.12.07[Mon] Post 14:36  コメント:2  TB:0  日誌  Top▲

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