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潮吹き穴2010.4.19 岩手県宮古 あすから北上します。また三陸を走り、南部のくにを抜けて青森へ行こうと思う。 ブログはしばらく更新しません。 Twitterは、投稿すると思います。twitterの方が投稿が楽だから。写真アップするだけならものの30秒もあれば更新できます。iPhoneがあればですけど。(ブログはそうはいかない。)iPhoneでtwitterをやるには専用アプリがあった方が便利ですね。僕はTwitBirdを使ってます。友人のプログラマーに薦められて使い始めたけど、よくできてます。 まだやりはじめたばかりで試行錯誤中ですけど、当分、写真は毎日アップしようかなと思ってます。ぜひみなさんフォローしてください。 (Twitterでフォローというのは、誰かをフォローすれば記事が更新されるたびに配信されるという意味ですね) iwaki noboruもしくは、wak_noで友達検索してください。 巨木
デジタルカメラマガジン今月号(6月号)、広角レンズ特集に掲載した一枚です。
地元民から「森の神」と呼ばれて来た、幹周の太さ6.01mのブナ。南八甲田で2007年に, 一本木(単幹)として日本一と認定されたもの。巨木=古木は、大概、幹内が空洞化したりして老化が見られるものがほとんどだけれど、この木はまだ幹も樹冠も若々しく生命力にあふれている。樹齢推定400年とはとても思えない若さだ。 森や川を何日もひとりで歩いている時、わずかな驚き、ほんの少しの悦びがあれば生きられる。 EOS5D Mark II EF24mmF1.4II USM 先月、青森市の梵珠山のブナが、8.62mで日本一と認定されたそうですが、これは一本木(単幹)ではないようです。 蔦のひょうたん沼のトチノキ(6.7m)、菅沼のミズナラ(6.56m)、仙人橋のドロヤナギ(6.07m)、法量のイチョウ(13.75m)など、南八甲田には巨木がゴロゴロ、計測すれば5m以上であろう巨木を僕も何本か見ていますが(認定されればベスト10に入るか?)、公開しない方が森と木の環境のためにはいいのではないかと思えるものもあるので悩むところです。観察会やエコツアーとか言ってもゾロゾロ人が歩いたら環境破壊されるのはあきらかですし。 先日、新郷村でダケカンバの日本一(4.76m)も発見されたそうです。 ライカS2をさわってみたLEICA S2 SUMMARIT-S f2.5/70mm 1/90秒 f2.5(開放)AdobeRGB 蛍光灯と外光のミックス光源 ライカS2を手に取ってみる機会があった。 撮像素子が、45×30mm(7500×5000画素)3750万画素というデジタル一眼レフのモンスターカメラだ。 この70mmは、35mmフルサイズ一眼レフ換算で、×0.8として56mm相当の標準レンズといっていい。S2用の新設計レンズである。 下写真は、トリミング拡大したもの。 RAW現像は、Lightroomを使用。S2のRAWは、DNGフォーマットなので専用現像ソフトは必要なしだ。Lightroomが同梱されているそうだ。 ファインダーはものすごく見やすい。50mm換算でこれだけ見やすいカメラは他にないというレベル。AF合焦点は一点のみという潔さに、ファインダーのデキの良さの自信の表れが見えるような気がする。マニュアルフォーカスをメインで撮れということか。 ライブビューはなし。センサークリーニングもなし。メモリーカードはSDとCFのダブルスロット。 モニターは、46万ドット。表示色1600万色、とある。モニターの色数を明記したものを僕は初めて見た。この液晶は誇張などなく実に素直で階調豊かな画面である。 ISOは、80~1250。レンズは、35mm,70mm,120mm,180mm。ズームレンズ今のところなし。 使いやすさとかオールマイティとかにこだわらずとにかく最高画質を追求して設計したと思われるもので、ここまでやると潔いと言うしかない。 ボケ具合が美しくなめらかだ。 室内だけの撮影だったが、トーンも深いと感じた。いいなあ。欲しくなった。僕には買えないが^^;(レンズ1本でも300万ちかい値段になる) ふわふわ萌え立つブナ萌え(南八甲田) 2007.5.8 Canon EOS20D ふわふわ萌え立つようにブナの新葉が揺れている。ほのかな匂い。この独特の含みのある森の香りはなんと表現したらいいのか?芳香剤や入浴剤などにある「森の香り」は、いかに現実とかけ離れているのか。きついミント系の香りなどとは正反対のものだ。かすかな草の匂い、けだものや虫たちやきのこ類たちの、なにか異質な匂い、樹脂の匂い、そういったものがほんのわずかずつ渾然一体となった柔らかなものとしか言いようがない。萌黄色もまた黄色から緑への柔らかく淡い階調であって、武骨で硬質な写真家(?)も麻酔を打たれたように心のトゲが抜けてゆく。目が自然と細まってゆく穏やかさを取り戻す。心がざらついてきたらここに来ればいい。胎内なんだろう、きっと森は。 大岡信の「虫の夢」という詩を思い出していた。(抜粋) きみはにんげんだから 忘れるな 植物にきよらかなあまい水を送つてゐるのは にんげんではなく くろくしめつた 味のない 土であることを 2007.5.14 Canon EOS1DsMark2 謎の多い十和田神社十和田神社は十和田湖の休屋にあるのだが、なんだか謎の多い神社である。 30年ぶりくらいで訪ねて見た。 登りきったところに祠がふたつある。これもちょっとおかしい。比較的新しい方の祠こそ皇室系の追求を逃れるために建てたものと類推してよさそうだ。十和田神社の見所は、さらにこの奥にある「占い場」にある。 参道から境内まで巨木と巨岩がごろごろしていて雰囲気十分だ。 青龍権現とある。それなのに、御祭神は日本武尊とある。これを一概には信用できない。明治の神仏分離やらの圧力をかわすための工夫じゃないだろうかと思われる。このあたりでは昔から「十和田様」と呼ばれていて、根っからの地神系と思われる。天孫系とは関係ないのだろう。だからこそ天孫系の日本武尊をとりあえずたてたのでないか?青龍権現であって、水神なのだから、瀬織津姫であってもおかしくないがそうでもないようだ。「社伝によると大同二年坂上田村麿が一 宇を建て、日本武尊を祭ったのが始まり」とあるが、とても信じられない。田村麻呂はこんな奥地までは来ていない。糠部(三戸、八戸あたり)までは来た可能性はあるが、小さな街道すらなかった十和田湖へはむりだろう。中央権力に服わぬ荒蝦夷、奥蝦夷がこの地にはまだ跋扈していたからよけいに。江戸の菅江真澄どころか明治の松浦武四郎の時ですら険しい道なき道の山道であったと記している。 「十和田神社は、北東北地域に広く分布するする水神信仰である十和田信仰の象徴である。」 とある。たぶんそうなのだろう。だけど水神なのに瀬織津姫ではない。 瀬織津姫とは、「日本書紀」「古事記」で抹殺された古代神話の水神なのだが、早池峰山の祭神はこれだ。 じゃあ十和田様とはいったい何か?謎。 ともあれ占い場へ鉄はしごをつたって下りてゆく。150mあるという。絶壁だ。鉄はしごなど近年作られたわけだから、以前は文字通り絶壁を下りて拝みにいったわけだ。はしごがあったって年寄りならめまいがするだろうというすごいところなのだ。 こんなところに、古い古い昔から、青森どころか東北各地から険しい山越えをして信者が集まって来ていたのだ。疑問が深まる。よっぽどの権威がなければ来るまい。 真っ青で、いかにも透明度の高い湖水が眼に入る。すぐ近くに十和田湖の最深部がある。 田村麻呂の社伝以外にもう一つの伝説がある。ちょっと嘘くさいがとりあえず紹介する。 南祖坊(南蔵坊、南草坊ともいう)伝説。 京を追われた藤原是真が、熊野権現に祈念して生れたのが、南祖坊。 熊野に籠って修行した南祖坊が、鉄の草鞋と錫杖を神から授かり、 「百足の草鞋が破れた所に住むべし」と 夢のお告げを得て、諸国遍歴の旅に出、 当地・十和田湖の畔で、百足の草鞋が尽きた。 当時、十和田湖には八郎太郎というマタギが、 湖の岩魚を食べ、湖の水を飲むうちに、八頭の大蛇となってしまい、 湖を支配していた。 そこで、南祖坊は、法華経を読誦し、 その霊験により、九頭の龍に変化。 二十尋(約36m)の身体を、十曲(とわだ)に曲げ、 湖のわだかまったという。 これにより、敗れた八郎太郎は、秋田の湖に逃げ去り、 そこが、今の八郎潟であるという。 いかにも ヤマト側が作った蝦夷征討話に聞こえる。 伝説がふたつもあるということ。これもかなりおかしい。ふつうはひとつあれば十分でしょう? しかもふたつとも朝廷権力側の伝説。よっぽど朝廷側は十和田様信仰を壊したかったからではないのか?十和田様はアラハバキよりも強い?それともアラハバキの中心? 十和田湖の東南に戸来(ヘライ)村(今は新郷村)があり、そこに迷いヶ平(エデンの園_竹内文書)があり、キリストの墓があり、(天然ピラミッドと言われる)十和田三山があり、西南の大湯に日本最大のストーンサークルがある。日本最大の縄文遺跡_三内丸山は西北側にある。「日本中央の碑」が発掘された上北町は東北側に位置する。 おかしなものもあるけど、伝説とは、ねじれてつたわるもの。そのねじれた点だけを見て、一笑に付すのはおかしなこと。ねじれてなお多くの伝説が伝わった根拠が大昔にあったと見た方が自然というもの。「日本書記」「古事記」だって、大半は朝廷の創作だけれど、かといってすべてを否定したら大人げない。歴史をひも解くものがなくなってしまう。どこがねじまげられたのかを推理する方が理性的である。 ということで、十和田神社は、縄文から蝦夷(エミシ)時代の東北のロマンを感じさせる素敵なところだというオチである^^; 帰りの参道で、雰囲気十分の巨木を見つけた。九頭の龍だべ^^; 写真はすべてPowerShot S90 萌葱色=萌黄色の季節ブナの新葉。この時期は、萌黄色だから葉っぱ自体も少し黄色いし赤茶色い冬芽も残っているので、全体に黄色っぽいのが特徴である。緑が増して来るのは、まだまだこれからだ。新緑=緑というのは、ブナの森では少し違っていて、春深まり夏が近づくにつれて緑深くなる。 それを知らないデザイナーが、勝手に色補正したことがあって、文句を言ったことがある。 それでも、色温度が高い早朝とか曇り空の場合は、もう少し青みが強くなる場合もあるので一概には言えないのだが、コンピューターによる人為的な補正というのは、やはり自然の微妙=絶妙なバランスを壊してしまうのはまちがいないわけで、デザイナーが独りよがりで悦に入っているだけというのはよくあることだ。それ以前に、著作権法の同一性保持権に反している。 僕だって、権利を盾に文句を言ったわけではなくて、写真の元データは現状維持のままで流通させるのが業界のルールですよと柔らかく言ったつもりだったが、”センスにあふれた一流デザイナー”氏には理解不能だったらしい。そういう人は、コピーライトフリーのそこそこの写真を使って”一流のデザインセンス”で仕上げればいいのです。もう6.7年前のことだが。 僕は、デザイナーやクライアント側だけの問題点を指摘しているわけではない。安易に色補正したりしている写真家側のレベルこそ問題だと思っている。 著作権意識というのは、大手レベルでは浸透してきたけれど、フリーランスレベルではあまり変わっていないように思う。中国ばかりがひどいわけではない。 勝手に色補正してどうのなんて、人の世界のことではあるけれど、森の植物たちも、勝手に色を変えないでちゃんと撮ってよ、と囁いているように聴こえる^^;萌黄色は、新緑のプレゼンテーションではほとんど却下されます。悲しい。 峡谷の神様僕は南八甲田の多くの川を歩いて来たけれど、一つの川には少なくとも一つの神様がいる。それに従うように小さな神々や鬼たちがそばにいたりする。 この断崖に宿るものは、T川の神様に見えた。発見したのは4年前だ。 (黄瀬川には、もっと強烈な断崖に宿るものがいて、それは神様というよりも鬼に見えた。) この神様は、年々、貌を変えている。 学術的な話をすると、これは柱状節理と言って火山活動によってできたものだ。柱状節理は大概もろくて崩落しやすいから、行く度に貌を変えているのである。 この断崖は、高さ50m,幅100m以上におよぶ見事なものである。 崩落するから、この断崖は登ることも降りることも不可能だし、近づくのも危ない。 だからこそ、神か鬼のようなものなのだ。 崩落し、いずれ姿を変えてしまう。だから僕はこういうものだけを集めた写真展を今のうちにと考えている。(またまた資金が問題だけど、金があつまればどかんとでかいパネルでやりたい) twitter、ためしにやり始めました。iwaki noboruで検索してください。 ばっけ味噌とは、
ふきのとうの味噌和えのことです。
山行の帰りに、ばっけを一袋とってきて、小川原湖のキャビンに戻って作ってみた。 酒といっしょにゆがいて、水洗いして、味噌と混ぜるだけ。素晴らしい香りとエグミとにがみの渾然一体の味噌が出来上がる。ごはんにのっけて食ったり、生野菜などにつけて食うとよろしい。日本酒に合う。 僕が作るばっけ味噌は(いろいろ人によってあるけど)、ばっけを食すものというよりは、ばっけ入りの味噌そのものですね。調味料みたいなもんです。 ばっけは、春先、どこにでも生えているけど、当然道路端よりは渓流沿いのものがいいですね。あと、味噌と酒が大事。甘めのいい味噌を使うこと。酒は料理酒じゃだめで(いやな甘みが浮き出る)、純米がいい。僕は遠野で買って来たどぶろくを使いました。 ひじの故障がなかなか治らない。 岩に強くぶつけて内出血をおこしたのがひと月前のこと。こんなものほっとけば治る、と放っといたのだが、多少腫れたまま山へ来たらますます腫れてきた。こんなものは大したことはないという認識にまちがいないのだが、年のせいで治りが遅くなったというのを自覚する必要があるなあ(苦笑) 残雪期の源流_南八甲田 |