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スポンサーサイト上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 O沢遡行_2
きょうの源流行同行者^^
ネイチャーガイド丹羽くんとモスボール職人起田くん。シダがデカい。倒木がデカい。きょうは沢の源流まで詰めました。完登! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ふたりが持っているのは拾ったゴミです。 缶ジュースや缶コーヒー持ち込み禁止を提案したい。持ってくるから捨てるんだ。コーヒーは自分で作って水筒にいれて持ってくればどうですか? これはなんだろう?源流に生えていた不思議なもの。なんかの根っこ?美しいもの。 ![]() ![]() 起田くんと丹羽くんと沢を歩きはじめて2時間くらい。 南八甲田の神髄は無数に縦横するほぼ未踏の源流にある。完全な未踏などないだろうけれど、一年にひとりかふたりしか入らないような沢は無数にあり、数年も入らないような沢もある。それを何で判断するのかと言えば苔の状態を観察すればいい。人が踏み入ったなら必ず踏み跡がある。苔が崩れている。あるいは何年か前の踏み崩れから修復しかかった苔が生えている。 滝を4つ越えたあたりから踏み跡がほとんどなくなっきた。苔もシダもほぼ手つかずの状態だ。見とれるほど美しい。今回は沢歩き初心者の起田くんに合わせて近場のイージーコースをセレクトしたけれど、予想を越えるワンダーな沢だった。すぐそこにあった源流。これもまた南八甲田の先人たちがのこしてくれた遺産だなあ。 ![]() ![]() ![]() 塾の懇親会バーベキュー![]() 我が塾は、撮影会もBBQも雨でも決行です(*^_^*) ![]() 焚き火を起こして網焼き、鉄板焼き、タンドリーチキン、サガリ、モツ、、 ![]() ![]() カウンターバーもあるすけ(^ ^) ![]() 弘前、青森、八戸、十和田、オール青森だべ。雨でもかけつけて6時間飲み続け食べ続けしゃべり続ける仲間(^ ^) ![]() 夜は更けてゆく、、4人スタジオ2階でお泊まりでした(^ ^) ヤマカガシ
このヘビは小屋のまわりで何をやってるかというと、ネズミをつかまえてるんだな。役に立つと思えば怖さは消える。刷り込みこそ怖い。この辺ではマムシ以外はほとんど無害。
![]() ![]() だけどねえ刷り込みはなかなか消えない。これはヤマカガシだが、 腹がふくらんでいるからネズミかカエルをひと呑みしたのだろう。 奥歯にのみ毒があるのは呑み込んだ獲物を殺すためだ。人にはほとんどかみつかないで逃げてゆく。 (首線にも毒を出すところがあるらしいから首をつかまないように) だけど、ヘビ怖いイメージはなかなか消えないんだな、みんな。リアルな写真を見せればなおさらだから 見せたくないが(苦笑)、外見で判断してはいけない、ほぼ無害有益です^^; でも首から毒をとばす場合もあるそうで、手でつかまないこと。たいがいは近づけば逃げてゆく(青森の場合。他の地方はしらない) ![]() 高巻きのエピソード_3
高巻きのエピソード_3
それから慎重にトラバースを終えて下降に移った。下りはネマガリタケを使った懸垂下降そのものだ。壁に向かって立ち、ネマガリタケを数本束ねて掴む。足場を確保したら、もう一方の手で次のネマガリタケを掴む、といった具合だ。そうやって30mくらい下った。 ところが、最後に油断してしまった。 足場確保が中途半端のまま、次のネマガリタケを掴もうとして、足をはずしてぐらつき、掴み損ねた! あ〜、、、ずるずる〜ドッス〜ン 5mくらい落下。幸い浅い水場に落ちて、少しケツが痛かっただけ。 あ〜〜あ!! 長いため息をついて僕は笑い出した。なんだか可笑しくて笑いが止まらなかった。ハッハッハ、、、、、、、南八甲田の深奥の沢に未熟者の笑い声がこだまする!その時に痛めた右肩にはいまだに後遺症が残っている。 (写真集『峡谷に宿るもの』より。刊行から3年、¥2100アマゾンでまだ発売中です。エピソード満載、よろしくお願いします^^;) 黄瀬川の断崖/2007 ![]() 高巻きのエピソード_2
高巻きのエピソード_2
クマを恐れて、ルートとしては明らかに厳しいかに見えた右岸に回ったのだ。迂回した右岸は険しくなかなか尾根に届かない。ますます険しくなりそうなのでトラバースすることにした。ところがよけいに斜度がきつくなった。戻るにも戻れない崖まで来てしまった。それでも低木が生えているしネマガリタケもある。なんとか渡れるだろうと思った。3点支持の基本を踏襲して慎重に渡っていたけれど、ぬかるみの土で3点の内の2点が抜けて片手一本でぶらさがってしまったのだ。40mはあろうかという絶壁で、ぶら下がった時は、さすがに生きた心地がしなかった。転落を想像して全身がカーッと熱くなった。 足を踏み外した衝撃で肩を痛めたけれど、ふりしぼって両手で掴み直し踏みとどまった。握力と気力はまだあった。絶対落ちないぞ!って思っていた。 足を踏み外したというか、固く締まった土が濡れていてまったくツルツルだったのだ。つま先分の窪地に足をのっけたと思ったらそのままズルッといった。それでぶらさがってしまった(靴が沢歩き用のフェルト仕様なのでよけいに滑った)。気合いが入ったなあ、この時は。ここ30年で最高の集中力だったかな(苦笑)。それで3点支持は無理だから、腕二本だけで、その壁を、木の枝やネマガリタケ数本を掴みながら、死ぬほど慎重に、確保を確かめながら、おそるおそるトラバースした。7mくらい進んでどうやら最難関のところを越えた。それでも斜度70度くらいから60度くらいに変わっただけの話だったのだが、それでも足場もとれて一息つくことができた。 この数分間、ほんと一生分の冷や汗のほとんど出尽くしたんじゃないのかなあ(笑)もう当分何があっても出ないよ^^; (ここで油断が生じた)続く 写真;断崖が続く黄瀬川源流 ![]() 熊と遭遇した滝
前回、滝を迂回する高巻きとへつりの話(コメント)をしたのでそのエピソードをひとつ。
早朝テント場をでて川を溯行しながら2時間ほど上ったところで、4mほどの滝にさしかかった。滝を登れるだろうか?高巻きが必要だろうか?と考えていた時だ。滝の上の右岸の笹がザワザワとうごめく。やがて黒い物体が現われた。最初は人かなと思った。だけどこんな奥深く早朝にしかも上流から人など来るはずもないのだ。あっと息を飲んだ。それは大きな熊だった!滝の上と下、熊と僕との距離はわずか10m。最初はカメラを出そうかと考えた。だがカメラはザックの中だ。僕は滝の上をずっと注視し続けた。 「すごい、大きい!」 奴は、何もなかったかのように川を渡って左岸へ消えて行った。 強烈なけものの臭いがただよってきて、現実感がきて、その時になって急にゾッとした。滝の下で僕は、ただ固唾を飲んでいるしかなかったけれど、立ち上がれば2m近い巨体であった。僕はその大きさに衝撃を受けた。エサが不足して山麓に下りてくる小さめで落ち着きのないツキノワグマとは明らかに違う風貌に見えた。残念だが撮影できず。王者のような熊は風のように通りすぎた。 そして、その熊との遭遇が、その後の僕のルート判断を誤らせたのである。 続く。 (写真集『峡谷に宿るもの』より) 写真;熊と遭遇した滝/黄瀬川源流 ![]() すぐそこにある絶景![]() 2014.7.15/十和田 きのうの沢歩き。焼山からすぐそこの渓流と滝。 ナメ床がつなぎになっていて、歩きやすい気持ちがいい。 初心者でも行ける。3連続する滝はそれぞれにみどころがある。 決めました、来週の写真塾はここ! この滝は、F2(2番目のfall)です。 素晴らしい。 ![]() ![]() 一枚岩のナメ床を歩いてゆくと見えてくるF2。 水に浅くつかりながらトレッキングしているようなもんです。快適沢歩き! ![]() こういう一級の自然資源が十和田にはたくさんあって、保護と開発のバランスを考えて、一部は観光資源としてしっかりと整備すべきではないか(従来の十和田湖・奥入瀬のお決まりコースだけではなくて)? そこに奥入瀬活性化計画の基本を据えるべきである_「温泉、花、アート」や「休み屋開発」だけでは、間違った方向の感は拭えない、 ということを、去年秋開催の公聴会で話したつもりだが、市にはとどかなかったらしい。 僕よりも以前からそういう方向で意識を持って取り組んできた人たちが奥入瀬に何人もいるのに、その人たちの意見や経験を真摯に聞こうという取り組みがまるでないのはどういうわけか?帰り道でたくさんおちてた空き瓶のゴミひとつ拾いながら美しい川を降りてきた。来週はゴミ袋をたくさん持って行こう。 森の異変8月の写真塾予定奥入瀬川のアイヌ語地名解
<奥入瀬川のアイヌ語地名解>
古い地名は「大羅瀬川」。 桂月あたりが「奥入瀬川」と呼んだらしい。 アイヌ語の「オウラスシ(ourasus)」「べ」 意味は「笹竹が群生する」「川」 ここで面白いのは、 伊加古と敵対してヤマト朝廷側についた人物が「邑良志閇(おらしべ)村の吉弥侯部都留岐(つるき)」 です。 オウラスシべとは奥入瀬川、 だから邑良志閇(おらしべ)村の吉弥侯部都留岐(つるき)は、奥入瀬川流域の村の族長だったのではないか? という仮説が成り立つ。 (「アイヌ語地名解」は、岩手県のアイヌ語研究家、菅原進氏の本を参照) 伊加古については、僕の過去ブログ参照http://iwakino.blog15.fc2.com/blog-entry-1001.html 写真塾入会のご案内
今週のイワキスタジオ写真塾の予定
7.9(水)、7.12(土)朝6時 焼山イワキスタジオ集合 エゾアジサイの群生地を歩く。 その後、スタジオにもどってデジタルカメラ基本設定を再レクチャーします。 この間、撮影キャンプを通して多くの経験豊富なアマチュアカメラマンたちとお話しましたが、ほとんどすべての方!が、基本設定=デジタルの基本的な考え方について誤解があります。何十年の経験のある方たちです。独学では限界があるということですね。何年たってもレベルの低い写真データを扱っているということです。 写真塾への新規参加はオープンで受け入れてます。どうぞご参加ください。 *入会金¥1.000 年会費¥2.000 *各回およそ2時間の撮影会および講義¥2.000 *正規塾生は、12回綴りのチケット購入(12回の参加)が必要です。 (塾生の特典*年一回の展覧会への出品、講習会等の割引、優先参加、懇親会など) 八甲田山夕景キャンプ最終日_6月の雨の瑠璃沼は世界一美しい |