
南八甲田の猿倉温泉から登山道は、野性的でけっこうハードですよ。急峻とか岩場とかじゃないですよ。自然がすきな人はかなり楽しめます。
頂上をめざす目的の人はうんざりするそうですが。そういう人たちはピークハンターと言うそうです。「百名山」を次から次へと登って、一度行ったところはもうわかったかのような顔をして二度と行かないような人たち。山の頂上へ登山道を歩いただけなのに、征服(ピークハント)とかいうような言葉を嬉々として平気で使うような人たち。残念ながらこういう人たちはまだまだいます。僕もこの登山道で出会ったのです。「なんだ、この登山道は!」「少しは整備したらどうなんだ」「となりの秋田にはこんな登山道はありえないよ」とブツブツと文句ばかり言いながら歩いていました。
不幸な人たちですね。
薮漕ぎも残雪渡りも湧水による泥道も僕なら全ての自然とその変化、季節や年ごとの変容を楽しみたい。頂上へ行く道のものはすべて邪魔物ですか?なぎ倒して進むだけですか?頂上で見る風景だけあればいいのですか?だから山から何の恩恵も受けないのだ。無茶な行動をして遭難しないように祈るしかない不幸な人たちである。


続きはまた来週。
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