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南八甲田の森と源流を彷徨した記録、Gスタジオから発信する雑記 Photos of the Forests and Streams of Mt. Hakkoda and the Photographer’s Journal

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山桜5

ヤマザクラ


何日も山を探し歩いて、これはという山桜をいくつか撮ったけれど、それでも何かいまひとつ心にひびくものが足りない。まあ良しとするか、「もう終了だ」と思いながら2週間近く歩き続けて足腰も手の握力も限界で悲鳴を上げ始めていたころ、ふと深呼吸して空を見上げた時にこの光景を見た。あっ、これはなんと心が吸い込まれる光景だろう。見上げて息を吐き出すとともになにかしら心の中のわだかまりのようなものすべてが抜けていくように感じられた。
 これだなと思った。
 撮り終えて、深奥のブナの森の真ん中で胡座(あぐら)をかいて一服した。カタカタカタっというアカゲラのドラミングが遠くの空から響きわたっていた。この時、明日は山を降りようと決めたのである。

(しかし実際カレンダーに採用したのはこの写真ではありません。別の趣の、もっといいかなあと思えるものがあったのです。)
2008.06.21[Sat] Post 09:24  コメント:2  TB:0  ヤマザクラ  Top▲

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なんとも…

いわゆる「名所」と呼ばれるところの
ソメイヨシノの洪水よりも、
よっぽど風情がありますね。
2008.06.23[Mon]  投稿者:morning star  編集  Top▲

>morning starさん

どうもありがとう。このサクラに反応してくれたmorning starさんはさすがです。
さくらはパッと咲きパッと散るもの。はでに華やかに咲くところこそよしとする心情からのがれられないのが多数なわけで、僕もおおいに迷った。どっちかというと梅の方が好きなんですね、僕は。
 でも梅は大カレンダーのテーマにはならない。テーマを理解しなければならない。どんな分野であろうとその理解力が足りないといいものは作れないわけです。
 「サビの効いたサクラ」でいくのかそれとも本道でいくのか?迷いながら撮り歩いてました。その結果は、のちのちのお楽しみに(笑)
2008.06.23[Mon]  投稿者:iwaki  編集  Top▲

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