写真家の山暮らし

Photos of Japan north country and the Photographer’s Journal 南八甲田の麓、奥入瀬川のほとりの山のスタジオからNature Photoを添えて日誌を綴っています。2012.3.11に恵比寿のスタジオをこちらへ移転しました。

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寛容の森

人の世はすみにくい。人でなしの国へゆけば人の世よりもなお住みにくかろう。(ならば)寛容(くつろげ)て、束の間の命を、束の間でも住み良くせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降(くだ)る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊(たつ)とい。、、、という明治の文人の言葉は今もって新しい。荒んだ世情の時こそ、寛容が大事なのだと思う。
 
 二週間も降り続いた長雨に閉じ込められた源流の川原。
 朝目覚めると今日もまた降り続いている。ミズナラの樹冠が広がった川原の端で、たき木を集めて、雨の中、火を起こす。最初はぶすぶすと煙っているけれど、山盛りに積み上げられたたき木のおかげで下の方まで雨が染み込まず、やがて火となりたき火となる。コッヘルにお湯を沸かしてコーヒーをいれる。インスタントではない。ちゃんと豆を煎ったものだ。ブナとナラの森のにおいの中にコーヒーの香りが分け入って来る。褐色の暖かい液体を口に含むと、苦みと渋みは喉で立ち止まって、ほのかな香りは脳天へ抜けてゆく。この瞬間が堪らない。この束の間に僕は、ただ堪えているわけではない生きている実感を見いだすような気がする。煙草をくもらして一服する。長雨もまた良し。そんな気にさせてくれた7月の南八甲田の一服。

 寛容とは、漱石が言ったように「くつろぎ」であり、もうひとつの意味は他の罪や欠点などをきびしく責めないことでもある。長雨をぼやいてもどうなるわけでもあるまい。
たき火

コーヒー

2009.02.23[Mon] Post 12:00  コメント:0  TB:0  キャンプ  Top▲

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