
EOS1Ds Mark III EF17-40mmF4L 1/100 f8 ISO400 2008.10.13
急激に全面的に冷え込むという気候が足りないとこういうまばらな紅葉があちこちで見られます。例年に比べて今年の八甲田の紅葉はそんな感じでした。写真にとってはそれもおもしろし、ですね。
下写真は、トリミングしたものですが、細部の描写まできっちりときているしトーンも深い。このあたりがフルサイズ2110万画素の有効性だと思う。1000万画素ではおそらくこうはいかない。もちろんレンズも大事だし、ピント位置も決まっている必要があるし、ブレもあってはならない。この写真にはそういう要素が考えられるわけです。
だから、ライブビューはデジカメにとって重要な技術革新だと前に書いたことがあるれれど、この写真、たとえばファインダーだけのピント合わせだったならばはずれていた可能性が高い。35mmカメラのファインダー精度なんてその程度のものです。特に広角系ではよけいにわからない。10倍拡大できるライブビューならばかなり正確なピント位置調整が可能なんです。
それから、風による葉っぱのブレをふせぐために、1/100秒のシャッター速度が必要で絞りもF8くらいはほしかったわけで、そうするとISO400でも画質の落ちないものが必要だった。
何が言いたいのかというと、「フルサイズや2000万画素は不要」とかいう議論がありますが、それは少し乱暴なわけです。センサーサイズの大きさも画素数ももっともっと必要なシーンがあるということです。逆の言い方をすると必要でないシーンもあるということですが。
風景写真や広告写真にとってはキヤノンEOS1Ds Mark IIIは、ベストなカメラだと思いますけど、改良されて軽くなったけどやはりまだ重くて機動性に欠けるし、値段も張ります。ニコンは画素数が足りないし、ソニーはライブビューがない、オリンパスやパナソニックはセンサーが小さい。ようするにデジカメってオールインワンのカメラがないんですね。そこが(何台もそろえられないマル貧カメラマンの)悩みどころ。5D Mark IIに期待してますが、画質チェックしないことにはまだなんとも、、、。
