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南八甲田の森と源流を彷徨した記録、Gスタジオから発信する雑記 Photos of the Forests and Streams of Mt. Hakkoda and the Photographer’s Journal

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燃える森2

アオモリトドマツ

1D Mark III /EF70-200mmF4L IS

南八甲田駒ガ峰から。

白く輝いているのは、ネマガリタケの笹。黄色のダケカンバ、オレンジの山モミジ、赤いナナカマド(だろうと思われる)と常緑のアオモリトドマツ。この標高(1300m)ではもうブナはない。
2007.11.02[Fri] Post 12:10  コメント:0  TB:0  紅葉/秋  Top▲

燃える森

ダケカンバ紅葉

1D Mark III /EF24-105mmF4L IS

10月12日AM7:30 南八甲田

アオモリトドマツの隙間から燃えるように黄葉するダケカンバ。この日の夜、雪が降りました。

ここのキャンプは、駒ガ峰分岐点のテン場にもう一人先客がいて、僕としてめずらしく単独野営ではなかったのです。30代(と思われる)の青森市の社会人の方でした。(まあ、登山道にテントを張ること自体ぼくにはマレなことですが、登山道を歩くとどこでも自由にテントを張るというわけにはいきませんしね。)
 30代とはいえ、大雪山からアルプスまで若いころからずいぶんあちこちに登っていてかなりのベテランのようでした。
「僕もとなりでテント張りますのでよろしくお願いします」と言ったら、
「えっ?ザック小さいんでまさか泊まるとは思いませんでしたよ。」と僕の小さいザック(44L)を見て、歓迎してくれた。
「いや、わだっきゃいっつもこったらもんだよ」(笑)
彼は70Lくらいのザックでした。

まあ、こったらどごで何あるわげでもねけど、ふたりの方が心強いか。
翌朝、彼は櫛が峰に登り、僕は黄瀬沼に下った。

その帰り道に久末正明氏ほか一名と会う。
「お、久末さん。パトロールかい?」
「んだ。週末だけやってるんです」
彼は地元ではちょっと名の売れた自然保護運動家で、何年も前から議論沸騰している南八甲田登山道整備問題の反対派の急先鋒なのである。この問題へのアプローチとか視座のちがいはあるけれど、基本的には僕も反対。いずれにしてもごくろうなことだ。黄瀬沼を往復すると7時間近くかかるわけだから。
「ごくろうさま」と言って簡単な会話だけ済まして別れた。みんな南八甲田を愛している。性急な論議でいがみあいは避けたい。

2007.11.01[Thu] Post 17:17  コメント:0  TB:0  紅葉/秋  Top▲

地獄沢の紅葉

地獄湯の沢

 1D Mark III /EF24-105mmF4L IS RAW現像DPP3.2.0(DPPは、きょうアップデータが上がってます。待望のレンズごとの補正ができるようになってます。)

 10月13日夕方の地獄沢は素晴らしく輝いてました。実はこの前日の夜から朝にかけて初冠雪があったのです。一気に急激に冷え込んだわけです。そして夕方に見事に晴れた。こんな条件はめったにないでしょう。
 僕は前日まで南八甲田の黄瀬沼近くでテントを張っていた。それで午後になって急激に冷え込んできて初雪の予感がしたので急遽テントをたたんで山を降りたのです。なぜかというと、南八甲田の方の紅葉は半分程度でしかなかったからです。それで紅葉の進んでいる北八甲田に向かったわけです。朝一番で沢を登りました。ねらいは見事にはまりましたね。

2007.10.31[Wed] Post 16:34  コメント:0  TB:0  紅葉/秋  Top▲

秋のキャンプから戻りました

八甲田撮影ツアーから3週間ぶりに東京に戻りました。
 晴天に恵まれたし、山中で紅葉の真っ盛りに初雪もあって、条件は最高。むしろ雨がもっと欲しかったくらい。
また熊にもカモシカにも岩魚の産卵にも出会ったし、何よりも今年の紅葉・黄葉は7年ぶり(この意味は後日詳細書きます)の素晴らしさでした。

 連日8時間以上歩き回ったので身体は疲れがたまってますが、いい写真撮れたので心は晴れやかかな?前回痛めた肩がまだ治りきってないのと今回また足を痛めてしまって腫れてます。きょうはひさしぶりに恵比寿のスタジオに出勤したんですけど、中目黒からわずか25分ほど歩いたのに(最近は、交通費節約=地下鉄乗り入れ分を歩くと¥160安くなる、と一人でもできるエコ問題取り組みを考えて一駅歩く事にしている)、けっこう足も呼吸も上がってしまいました。山では8時間もあるいているのにね(笑)。空気が悪いのとコンクリが足に良くないんですね。たった25分都会を歩いただけで自然の大切さをあらためて感じます。

 おそらく今年最高の撮影行でした。実は初日に「神成りの木」を見に行ったのです。写真集にも使ったあの木を撮ったのは2003年のことですからもう4年も経っているわけで、もう枯れているのかなと思ったのですが、これが驚いたことにますます神々しく見えた!拝みました。そのご利益があったのかな(笑)。初雪も、熊との遭遇もノントラブルでした。山の神様にあらためて感謝!

 総カット数2152枚。メモリーカードのバイト数にして36ギガB。そのうちのいくつか(カレンダー候補をはずして)をこれからアップしてゆきます。

 使用したカメラ、今回はCanon EOS-1D Mark IIIで通しました。

 紅葉という色深度・階調の広さを計る絶好の被写体を得てあらためてこのカメラの画像の良さを再認識しました。確実に進化しています。 Mark IIはもとより、5Dよりも確実に上の画質になったと僕は思います。とりわけ階調の深さが素晴らしい。カメラ機能の面でライバル機との比較や前機との新機軸の少なさを取り上げるムキもあるようですが、基本性能の確実なアップというのは好ましい進化だと思う。新しいリチウムになってバッテリーの持ちも良くなったしその分の重量も軽くなった(今回は1Dsと差をつけて1Dの方が軽いという差別化は評価していいと思う)のは評価に値する。

 それでもあえて言うと、まだ重い。僕のようにテント泊で山行するとザックの重量は20kg近くになります。他の荷物は生命線なので減らしようがない。現実に僕が減らしたのはレンズでしたから。20kgの重さのレベルではたった500gの重さでも一日10時間ちかく撮影アクションをくりかえしているとかなり疲労度がちがってきます。極端な話をすると、500g軽くなれば一日20シーン200カットを握力を失うことなくこなせるのに、その500gのおかげで10シーンを過ぎたころから疲弊して集中力をなくした撮影になってしまうのです。だから、例えば、1D Mark III Lightという機種もあったらいいなと思ったりします。

 風景の写真では、オートフォーカスとか連写とかもっとスペックダウンしていいわけです。その分重量を軽くして欲しいと思っている人が多いのではないか?ぜひキヤノンさんには考えてほしい。もちろんニコンさんにも(D3は今回重量が増えたので少しがっかりです)。
ブナ

Canon EOS-1D Mark III /EF24-105mmF4L IS

ブナの黄葉 ブナがこれだけ黄金色に輝くほど美しく黄葉するのは何年ぶりだろう?2年前にブナの実が7年ぶりで大豊作になり去年大凶作に見舞われた。そして今年、ブナシャチホコ(ガの幼虫)によってブナ林の一部の大々的な食害で秋になる前にすっかり冬枯れしてしまったのである(この写真も後日紹介します)。これもまた7年ぐらいの周期でおそわれたのである。自然の四季は毎年同じようにあるわけでは決してない。最低およそ7年の周期を要する。僕は(秋の紅葉としては)絶好のシーズンに長期滞在して八甲田の秋を撮影することができた。それでも重要なシーンをいくつか撮りそこねてしまった。ということは、また7年後に山を歩かなければいけないのかなと思う。ああ、「旅は終わらない」(苦笑)

2007.10.30[Tue] Post 15:22  コメント:4  TB:0  紅葉/秋  Top▲

原生林の黄葉

南八甲田の秋は、紅葉ではなく黄葉と言ったほうがいい。
赤くなるのは、山麓ではモミジやカエデ、深山ではナナカマドなど一部で、ブナやダケカンバやツタウルシなど黄葉が大半を占めるからだ。秋は、川を離れて高巻くのも愉しい。キノコもあるしね^^。みごとなナメコとムキタケは来週にでもアップします。
紅葉1

紅葉2

紅葉3

2006.11.11[Sat] Post 12:13  コメント:0  TB:0  紅葉/秋  Top▲
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