
タケノコ(根曲がりタケ)を採って夕食の足しにする。皮のついたまま焼いて食べるか写真のように皮をむいてさっとゆでてから醤油か味噌をつけて食べる。サッパリ、コロコリの食感で野趣の強いタケノコの香りがたまらない。テンプラもうまい。上写真は余った時に醤油と酒に浸して次の日に保存し置くため。

タケノコはこんな感じで頭をわずかに出して生えている。崖とか猛烈な薮の中とかに多いのでやっかいだ。タケノコ採りに遭難が多いのもそのためだ。知らず知らずに方向を失ってしまう。気がついたら下写真のような背丈をゆうに越える魔の薮の中ってね。何十分薮こぎしても抜けられないってのはよくあること。根曲がりタケは密集していてけっこう強いし払いのけるのにも力がいる。これにハイマツが加わったらもう地獄。手も顔もキズだらけ。文字通り地面を這って抜けるしかない。まわりがほとんど見えないのも不安感を高める。2時間ちかくもかかった時もあった。タケノコは熊の好物でもあるので薮にひとりではまった時は怖い。ガサっと音がすると体温が2度下がる(冷汗)。


一食分のタケノコ採りならなんてことはない。どこにいても欲張るから足をすくわれるってわけだ。今日のテン場はゆるい瀬のそばの楽園である。ヨモギが群生していたのでテントのまわりにヨモギに火をつけてくすぶらして置いておく。こうすると虫が寄ってこないのだ。テントの中もヨモギの煙でくすぶらせればいい。虫がみんな出て行く。ヨモギの汁は山ビルの血止めにも有効だ。