
山でキャンプ張ったら焚き火がなけりゃどうにもならないし、最大の愉しみといってもいい。夕暮れの1時間前にはテン場にもどって薪ひろいに精を出す。まあたいがいいくらでもある。河原なら流木、山に入れば倒木がころがっている。着火に使うのは杉や松の葉かダケカンバの樹皮がいい。無い時に備えて僕はガムテープ(布製)をいつも持って行く。これは石油製品だから石油を燃やしているようなものですこぶる着火能力が高い。小枝、中枝、大枝、大木とそろえておく。地面がぬれている時は太い生木で下地を作る。それから小-中‐大と積み上げていく。積み上げは交差させたりせず一方向に風向きに沿って積む。川沿いではたいてい川にそって風が通るので川に平行に積む。その方が火付きがいい。火が着いたら後は自由に薪を足していい。
後は、コッヘルで鍋や汁をつくって、米を炊いて、酒を熱燗にして、岩魚を笹で差して焼いて、春なら山菜をゆでて、秋ならキノコ汁にして、...贅沢な孤独を愉しみながら眠くなるまで呑むのだ。きっと遠くでテンやキツネが見入っていると思い巡らせながら...。今春のキャンプの時はほんとにテンの糞がテントのまわりにテンテンとありました(笑)。
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