
八甲田大岳は、八甲田連峰18座の最高峰である。これに続くのが高田大岳と南八甲田の主峰ー櫛が峰。
銀世界の冬山というのは、晴れたら実に気持ちがいいものだが、八甲田の場合はこの銀世界にモンスターがびっしりと張り付いているのでやはり異様な風景がひろがる。モンスター=樹氷というのはアオモリトドマツ(=オオシラビソ)にしかならないのでそれが生育する山にしかできない。蔵王や八幡平などがそうで最大に展開するのが八甲田山である。樹氷とは雪がついたのではなくて霧氷が氷結したものだ。西シベリアのマイナス40℃〜60℃にもなる寒気団が吹き付ける高山帯でアオモリトドマツが生育する山、という条件が必要なのである。
この山は、西からの風と偏東風の「やませ」が激突するところでもある。吹きだまりでは一晩で積雪1mに達するところも出現する。酸ヵ湯温泉や八甲田北線が通年除雪されるようになった以前は、軽自動車は通行できなかったと記憶している。軽自動車だと雪ですっぽり埋もれてしまうからだと聞いた(今は大丈夫のようです)。場所によっては8mを越える豪雪帯もある。(今年は酸ヵ湯温泉で4m越える程度だったので今も8mを越えるようなところがあるかどうかわかりませんが)

東南側の樹氷は融け始めていましたね。2008年3月8日。八甲田の冬もずいぶん短くなりました。1ヶ月以上短くなったんじゃないでしょうか?単純に春の到来を喜べるような気持ちになれないのは悲しいですね。