
沢タビとか渓流シューズとか市販されてます。底にフェルトという材質の滑らないものがいいですね。トレッキングシューズとか登山靴は滑ります。釣り用の長靴でもいいですが、長時間歩くには重いし、高巻きや滝の直登には向きません。ワラジは最高に滑らないけれど、最近のは半日くらいしか持ちません。すり切れてしまう。登山靴でやむなく川に入ったらどうするか?蔦の細いものをさがして靴に巻き付けることです。緊急の手当としては十分です。登山靴でも慎重に歩くからいいとなめてかかっていると大けがをします。
源流部に入ったら、岩や苔や砂上などを注意深く観察すれば人跡があるかどうか確認できます。
石や砂に土砂が着いていたり、水が茶色く濁って来たりしたら上流部に崖くずれがあるか砂防ダムがある証拠です。
ブナ帯の渓流では(ブナ林の保水力が大きいため)急激な増水というのはほとんどありませんが、地形によってはあり得ます。両側が極端に狭められたゴルジュやジップ、あるいは倒木などによって自然発生的にできた堰堤がある時は、上流部で雨が激しく降っていた場合(その時下流部では全然気づかない時もある)、堰堤などが決壊して鉄砲水(急激な増水)が来る時もあり得ますので要注意です。鉄砲水の時はゴーっという地鳴りのような音がします。そういう時は高いところに急いで避難することです。岩なんかじゃだめです。岩も流されたりしますから。薮をこいで(川の両側はたいがい薮ですから)森の上まで登ることです。

疲れたら岩に腰掛けて岩魚ウォッチングでもすればいい。下流側を見てもダメです。岩魚に見つかって逃げられてしまいます。岩魚は捕食するために上流向きで泳いでいるのが普通ですから上流にいる人も発見してしまうのです。
最終ダムの上であること、上流部に山小屋がないこと等の条件がそろえば本流の水を飲んでもかまわない。ただコップや手のひらなどに入れてから飲んだ方がいい。虫が流れてきますからね。虫ぐらい食っても平気という人はお好きにどうぞ(笑)。